「いまの若い人たちが気の毒で、かける言葉もない。精神的におかしな連中、つまり良心もなく、恥も情けも知らない連中が、政府や企業の金庫にあった金をすべて盗んで、自分たちのものにしている。それがいまの世の中だ。」「唯一、わたしがやりたかったのは、人びとに笑いという救いを与えることだ。ユーモアには人の心を楽にする力がある。百年後、人類がまだ笑っていたとしたら、わたしはきっとうれしいと思う」(カート・ヴォネガット「国のない男」2005年)
「カート・ヴォネガットさん、なにからなにまで本当にありがとう」
(マイケル・ムーア「シッコ」2007年)