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「石原都知事「日韓併合は韓国が自分で選択」発言―中国でも注目」
「中国新聞社は19日、石原慎太郎東京都知事が17日に、「日韓併合は、韓国がみずから選択した」と発言したと伝えた。同ニュースは鳳凰網など他のメディアも報じはじめた。石原都知事は、永住外国人の地方参政権付与をめぐる「全国地方議員緊急決起総会」に出席し、「当時の韓国は、清国やロシアの属国になることを恐れ、議会を通じて日本に帰属した」、「彼らにとって屈辱だったろうが、悪い選択ではなかった」などと述べた。中国では、民族主義的主張が比較的強い日本の政治家を「右翼」と呼ぶことが定着している。石原都知事は「極右」と呼ばれており、中国新聞社も同記事で石原都知事を「極右勢力の代表的人物」と紹介した。記事は最後の部分で、「石原慎太郎は2009年1月に、朝鮮半島の核問題の最も簡単な解決法は、中国が北朝鮮を合併することだと述べ、韓国世論の強烈な反発を招いた」と紹介した。」(「Yahoo!ニュース」2010年4月19日)
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「石原知事「先祖」発言 社民・福島氏が撤回求める」
「社民党党首の福島瑞穂消費者担当相は19日、石原慎太郎・東京都知事が永住外国人地方参政権に与党党首や幹部が賛成している理由を「先祖への義理」などと発言したことについて、「私も私の両親も帰化したものではない。しかし、石原氏のようにそのことを問題にすること自体、人種差別ではないかと考える」と述べ、撤回を求めた。緊急に記者会見を開いて語った。石原氏は17日、親などが帰化した党首、幹部は多いとしたうえで、「先祖への義理立てか知らないが、日本の運命を左右する法律をまかり通そうとしている」と発言した。」(「朝日新聞」2010年4月19日)
もちろん人種差別主義者(RACIST)といえど、脳みそのサイズは同じである。もとより人間の言動は、脳のサイズで決まるものではない。こうした発言は、徹頭徹尾、心の問題であって、要するに、都知事は了見がせまく、度量がちいさく、心がまずしいのである。都知事を人種差別主義者として、差別はしないが、深く強く激しく軽蔑する。