ヤフオクでやっとこさ見つけて、
"ご利用は計画的に"
落札しました。
卓球プロデュースの「MIX UP VOL.1 石野卓球号」や、
オウム音源のリミックスワークで知られる(知られてない)
DUM DUM-TVのマキシCD
「パーチカラードイレギュラーソニック」デス。
この手のインディペンデントなブツは、Amazon.com では「お取り扱い」してないため、
←このへんに並んでるライフログにアップできないので、コチラ側に自主的にアップし、
永年保存音源として、さっそく
iPod に格納しました。
その圧倒的な情報量でもって、ひとを受動的な
スペクタクル・リスナーにしてしまい、まさにデリダのいう
「アーカイブの魔物」にとり憑かれたかのように、
「人生のサウンドトラックづくり」の「とりこじかけの明け暮れ」に
人を陥れるiPod というのは、つくづく「悪魔の発明」だな、
とそう思うわけですが、
そこにDUM DUM TVのような毒ブツを一服仕込んでおくと、
この没社会交渉的な人生のサウンドトラックプレーヤーを、
暮しの
メタルマシンミュージックボックスに改造することもできたりするわけで、
実際、中毒症的に iPod を聴いてる最中に、突然、
「只今から緊急警報放送のテスト信号を放送します」
という、このCDのトラック①が始まったら、その瞬間、反射的に、
「いま、
そこそとにある」世界のことを思わずにいられません。
まさに「誰か世界を思わざる」(レトリカルクエッション)です。
というわけで、iPod のマインドコントロールから脱けだしたい方には、
DUM DUM TVのこのCDは極力オススメ、ですが、残念ながら、
NOW ON SALEではないので、自主的に自力で探し求めてください。
で、これを書いてる今も、iPodでこのCDを聴いてるところなのですが、
「いつまでもテレビ見てんぢゃねぇよ、いま、何時だと思ってんだ」
というフレーズがぐるぐるエコーバックするトラック⑤を聴くと、つい、
「ごめんなさい、いま戦時です」と「誰か思わざる」今日このごろの、
いま、iPodの
そこそとにある世界。