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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼召喚するかドアを開けるか再生するか破滅するか、セカイのコミュニケーションと政治


▼「自主メディアの可能性~"セカイ"のコミュニケーションと"政治"
[日時] 2010年6月3日(木) 18:30開場/19:30開演
[場所] 東京・阿佐ヶ谷 阿佐ヶ谷ロフトA
[料金] 前売¥1,500/当日¥1,600(※共に飲食代別)

 「模索舎は今年で創立40周年を迎えました。模索舎の創立された 1970年においては自主上映運動をはじめとして、”自主メディア”、インディーメディアを志向するカウンタカルチャーは(新左翼運動も含めた)”政治- 社会運動”とともにありました。80年代の”サブカル”ブームを経過した現在、”自主メディア”と”政治-社会運動”との関係はかつてのように親和性を消失し、WEBやtwitterでの論争などをみると、”政治-社会運動”へのアレルギーさえ感じられます。いまや”セカイ”全体の自明性が揺らいでいます。ネットの普及によって自由で自発的なコミュニケーションが全世界化した、かというとそうでもなく、むしろ自閉した”島宇宙”が乱立している、という情況をもたらしているかに思えます。出版不況の中、次々と文化系総合誌が廃刊に追い込まれています。”大きな物語”が終焉したかに見える現在、”島宇宙”をつないでいく新たな自主メディア”が求められているのではないでしょうか?模索舎は”自主流通メディア”の書店であり、ゆえに納品に関しては原則無審査という方針は創設以来変わっておらず、特定の思想に偏っているわけではありません。にもかかわらず、模索舎はいわゆる”左翼”の書店、とみられがちなのです。模索舎は書店としてだけではなく、さまざまな企画を通じで異質なものが出会える”場=メディア”でありたいと考えています。“オタク”、”サブカル”、”ストリート”、”左翼”などなど、様々なジャンルでご活躍の方々からあらたな”メディア”の可能性について語り合っていただき、この企画を通じて、50周年へ向けての新たな模索舎を”模索”していきたいと考えています。」

[出演]
 ・イルコモンズ (元・現代美術家、元・作家)
 ・インテリパンク (RLL)
 ・仲俣暁生 (フリー編集者、「マガジン航」編集人)
 ・根来祐 (映像作家、キャバクラユニオン)
 ・栗田隆子 (有限責任事業組合フリーターズフリー組合員)
 ・雑賀壱 (ゼロアカ道場参加者、同人誌作家)
 ・天野邊 (作家)

[特別ゲスト]
 ・佐々木敦 (音楽批評家)

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上記のイベントに出演します。

当初、このイベントは「ストリート系 VS オタク系、ふたつの現代思想のコミュニケーションとグローバリズムについて(仮)」というタイトルで、「司会:佐々木敦、オタク陣営:黒瀬陽平、藤田直哉 、前島賢、ストリート陣営:大澤信亮、イルコモンズ、インテリパンク、DJ&ご意見番:天野邊」というラインナップが予定されてたのですが、諸般の都合で変更になったようです。このイベントのために、渋谷の「破滅→再生*ラウンジ」展を観にゆき、そこで目にした風景と「アーティスト・イン・レジデンス宮下公園」のそれとを比較してみるということを考えていたのですが、残念ながら、テーマと出演者が変更になったので、それについてはまた別の機会に (なお、当日は仕事の都合で遅刻してしまうので、おわびに去年の「A3展」で制作した「自主メディア」についての番組をここに再掲載します)。さて、これからはじまるポスト・ゼロ年代、召喚するかドアを開けるか再生するか破滅するか?セカイのコミュニケーションと政治は?
by illcommonz | 2010-06-01 07:21
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