
「今、日本中の多くの人々が、暑さによる寝不足だけでなく、もう一つの環境要因のために、脳に強いストレスの負荷がかかった状態にあるだろう。それは政治であり、眼前の選挙情勢の抑圧である。民主と自民、どちらが勝っても消費税が引き上げられ、暮らしが厳しくなる。どこにも投票する先がない。自分の希望を託し、自分の幸福のために投票をすることができない。選挙権の行使が、生活を苦しめるためだけの結果にしか導かない。この不条理は心底から苦痛だ。昨年の総選挙で国民は政権交代を果たし、契約であるマニフェストが政策進捗して、「国民の生活が第一」の成果が実現するのを期待して日常を送っていた。政治に対して絶望ではなく待望の精神状態にあった。鬱ではなくて爽の状態にあったのである。微かな曙光が見えたと感じていた。それがまた、暗転して、鬱の状態に戻らなくてはならなくなり、気分が塞がれる環境の中に閉じ込められてしまった。多くの国民にとって、この選挙は憂鬱で苦痛だろう。精神的に重い重圧だろう。」(
世に倦む日日「国民のメンタルヘルスを害する選挙 - 支持政党と投票政党とは違う」2010年7月1日)
ザ・にっぽんの政党政治、なう。

▼
「選挙のめいすいくん」
「めいすいくんは、明るい選挙のイメージキャラクターとして平成12年に誕生しました。名前の「めいすい」は、「明るい選挙推進運動」の「明」と「推」が引用されたものです。明るい選挙とは、有権者が進んで投票に参加し、そして、選挙が一件の違反もなくきれいに行われることを言います。めいすいくんの形は、投票箱をモチーフにしています。だから少々メタボなのです。頭部にある2本の縦線は投票用紙の挿入口を表しています。そして、明るい選挙を目指して飛び立つために、背中に羽が付いています。めいすいくんには、家族がいます。また、県や市町村が独自に作ったご当地めいすいくんもいます。投票参加やきれいな選挙のためのポスターやパンフレット、街頭や学園祭での呼びかけなど、全国各地で活躍していますので、可愛がって下さい。 」
というよりも、国民の「メンタルヘルスを衰弱させる「めんすい」くんと改名した方がよくないだろうか。