「私が投票に行くかどうかはとりあえずおいといて、有権者には共産党に投票することを勧めます。それは、共産党を政権に押し上げようということではなくて、共産党の議席増が国家に対する妨害になる。少なくともあてつけぐらいにはなるだろうと考えるからです。棄権するとか白票を投じるとかピカチュウと書くというのは、消極的で依存的な行動だと思います。そういう消極的なアナーキーは、新自由主義を許してしまうアナーキーであって、国家はそれを望んでいるわけですから、敵が望むことをやってはいけない。重要なのは、議会制にはなんの希望もないと見切ることです。議会制に対する希望を一切たちきって、悪意だけを持てばいい。そうすれば、共産党に投票する以外にないでしょう。」(矢部史郎「新自由主義のアナーキー」)
朝起きたら、ひさしぶりに天気が好かったので、期日前投票にいくのをやめて、まる一日、家でペンキ塗りと庭仕事をした。まだ梅雨もあけてないのに、夏休みの小学生のように日焼けした。それはとりあえずおいといて、あしたは「国家に対する妨害」の日。共産党は沖縄の基地問題のときに動きがわるかったので、どこか別の党に、悪意の一票を投じようと思う。