
【熱帯夜】 「熱帯夜(ねったいや)は日本の気象庁の用語で「夜間(夕方から翌朝まで)の最低気温が摂氏25度以上のこと」をいう。
午前11時現在でのイルコモンズ宅の室温38.5℃。目をつぶると頭がくらっとして、南国の島にいるような錯覚におちいるが、ここは東京郊外、自衛隊のヘリの飛ぶ立川市、築58年、木造平屋の日本家屋、エアコンなし、風呂なしの、なまあったたい家庭、されど、庭つき、子供用プールありの、トロピカーナな我が家。
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[追記1] 正午に39℃をこえた。この家が建てられた昭和30年代の夏の暮しを想像してみる。「よし、あれだ!」と、はだかで庭にでて、如雨露で頭から水をあびてみた。これは気持ちがよい。体温がさがり、すっと景色がかわる。熱風がさわやかな風に感じられる。水をまかれた草木の気持ちになる。ついでに香もたいてみたら、気分がすっと落ちついた。さて、そろそろ学校に行こう。今日はテストだ。
[追記2] なるほど、今日は、そういう日だったのか。テストのおかげで命拾いした。
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「群馬・館林で38.9度 熱中症で2人死亡」
「日本列島は21日も、北海道と沖縄を除く広い範囲が太平洋高気圧に覆われ、東日本中心に厳しい暑さが続いた。群馬県の館林では、最高気温38.9度を観測。東京都心(大手町)も36.3度と今年初の「猛暑日」となった。栃木県真岡市で無職女性(83)が畑で倒れ、間もなく死亡を確認。埼玉県熊谷市の畑でも無職男性(79)が死亡しているのが見つかった。いずれも熱中症とみられる。東京消防庁によると21日午後3時までに、都内で35人が熱中症で救急搬送。品川区の女性(89)が意識不明など、3人が重症という。気象庁によると、この日は全国47都道府県で気温30度以上の「真夏日」となり、全観測点の約7割に当たる676カ所が30度以上。猛暑日となった観測点は106カ所に達した。」

[写真] 38.5度を記録した前橋市内の公園で水遊びをする子どもたち=21日午後
立川の家でも39℃を観測したのだが、、、それはともかくも、大人も水あそびが必要だ。