
暦といっても、太陽暦ではなく、ヒジュラ暦(太陰暦)でなのだが、暦の上では今日は「イドゥ・アル=フィトル」、つまりラマダーン(断食)明けの元日。陽が暮れて夜空に新月が現れたら、1431年のハッピー・ニュー・イヤー、のはずなのだが、今日の東京の空には月がみえない。月がみえないと、新年のお祝いは翌日までおあずけである(そういうきまりになってる)。今年はラマダーンにあわせて、炭水化物(特に糖質)を断つ(制限する)食事をつづけてきた。今日はその解禁日のはずだったのだが、月がみえない。。。月が出たら、ごちそうをつくって食べよう。ケニアとパキスタンでラマダン明けを迎えたときはピラウを食べたものだが、何にしよう、ハイダラバード・ビリアニ、それとも、タンドリーチキンかな。
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「ガザ地区でギネス記録狙う世界最大の「ラマダン・ランプ」
「イスラム教の「ラマダン(断食月)」を迎えているパレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区の住民が、ラマダン中にイスラムの街を飾るランプの大きさで、ギネス世界記録(Guinness World Record)に挑戦した。「世界最大のラマダン・ランプ」は木と布で出来ており、大きさは幅3.5メートル、高さ10メートル。400ドル(約3万5000円)でこのランプを製作したムスタファ・マスード(Mustafa Massoud)さん(24)はAFPの取材に対し、「ガザ地区の封鎖解除を訴えるメッセージを世界に発信したくて、ギネス記録に挑戦しようと思った」と述べた。また自治区内で、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)と、ヨルダン川西岸(West Bank)の自治政府が対立していることについて、両者に違いを乗り越えてほしいというメッセージも込めたと語った。」(「AFP通信」2010年8月19日)