▼イルコモンズ制作「APEC非公式ポスター」(2010年)
▼【えいぺっく】APEC=Autocratic Police Empire Celebration
直訳すると「独裁的な警察帝国の祝典」。わかりやすくいえば、「警察の警察による警察のための警備の祭典」。実質的には、テロを口実にした警備予算獲得のためのパフォーマンス=茶番劇。あまりにばかげていて、あまりにみえすいていて、あまりに税金の無駄遣い、というか、税金をドブに捨てるような使い方で、きわめて反エコ(ロジー/ノミー)的で、まっさきに「仕分け」の対象とすべき国策イベント。異常、というよりほかにいうことなし、以上。
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「ヨコハマ警備厳戒 APECへ警官4万人・市民にはID」
「横浜市のみなとみらい(MM)地区で7~14日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が開かれる。横浜ランドマークタワーを始め、一帯は国内有数の観光・商業スポット。警察側は、過去最大だった北海道・洞爺湖サミットを1千人以上上回る4万3千人態勢で警戒に当たる。期間中、車両は大幅に制限され、一般の宿泊を受け付けないホテルも。事実上、封鎖状態になりそうだ。APECに参加するのは21の国と地域。13、14日にある首脳会議には米オバマ大統領も出席予定で、ファーストレディーも含めると80人以上の要人が警護対象になる。首脳級の会議は、かつては大都市で開かれることが多かった。しかし、2001年の伊ジェノバサミットで20万人規模のデモが起きたことを契機に、2年前の洞爺湖サミットのように、警備しやすい観光地が選ばれるように。それが今回は、国際会議の誘致で経済効果などに期待する中田宏・前市長らの強い要望でMM地区に決まったという。神奈川県警幹部は「テロの標的になる建物や人の出入りが多く、難しい警備になる」。警備には、警視庁のほか、全国から応援の警察官が動員されている。」(朝日新聞 2010年11月2日)
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【おことわり】 このエントリーは現在進行形の「戦術上の都合」※により、2010年11月13日午前零時まで「非公開」とします(※ある任意の状況に対し、あえて無関心をよそおい、何もアクションを示さないことや、故意に無視したり、コメントしたりしないことによって、当の状況に対する抗議や批判を行う対抗戦術のことを「不作為のカウンターアクション」と呼ぶ。別名「積極的に何もしないことで行う反撃」)[参考]「この茶番劇に参加しないことが、私たちの力を最大限に示すことのできるアクションではないのか?」(スターホーク)