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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼ログ・オン・トゥ・ライフ
▼ログ・オン・トゥ・ライフ_d0017381_23442469.jpg
「ログ・オン・トゥ・ライフ=実人生にログイン」
ということで、いつもの生活にもどろう。まずは睡眠、それから持病と左腕の治療。そして明日からはまた、仕事と講義とその他もろもろの「定職と専門なき、よろずや人生」。されど「遊ばざるもの働くべからず」、そして「活動なき思想は思想の廃墟なり」ということで、この週末は「遊び」と「活動」が一緒になった待望のイベントがある。12月にはいっても結構忙しい。LIFE GOES ON。


▼ログ・オン・トゥ・ライフ_d0017381_234169.jpg大阪大学21世紀懐徳堂シンポジウム
-大阪万博40周年の検証

[日時] 2010年12月12日(日) 14:00-17:30
[場所] 毎日新聞社大阪本社オーバルホール

「人類の進歩と調和」というテーマをもって開催された日本万国博覧会。 6421万8770人を動員した日本で史上最大の万博だった。 当時、日本の経済は高度成長へ向けて加速度的な上昇を見ており、日本中を巻き込んだ万国博覧会だった。「科学と未来への夢」が大きく膨らんだ瞬間であり、それ以後、科学や文明的には進歩したが、文化的、あるいは日本的に失ったものも大きいのかもしれない。さて、万博40周年で、我々(=大阪)は街として、人として進歩し、調和したのだろうか?

第1部「映像インタビュー」上映
 上田篤(建築学者:元大阪大学工学部教授)
 小松左京(作家・大阪万博テーマ館サブ・プロデューサー)
 今井祝雄(美術家・元具体美術協会会員・成安造形大学教授)

第2部「タウンホールミーティング」
 磯達雄(建築ジャーナリスト)
 小田マサノリ(元・現代美術家、メディア・アクティヴィスト)★
 嘉門達夫(歌手・万博マニア)
 竹村真一(文化人類学者・京都造形芸術大学教授)
 西田隆政(国語学者:甲南女子大学教授)
 鷲田清一(大阪大学総長)
 金水敏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長・教授)
 菊地誠(サイバーメディアセンター教授)
 小浦久子(大学院工学研究科准教授)
 橋爪節也(大阪大学総合学術博物館教授)
 永田靖(大学院文学研究科教授)
 司会:門村幸夜(産学連携推進本部特任准教授) 


▼ログ・オン・トゥ・ライフ_d0017381_23414237.jpg
▼大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター主催市民アカデミア2010
連続講座「生存・連帯・抵抗――ポスト新自由主義時代の新たな社会運動」
「生存・連帯・抵抗―ポスト新自由主義時代の新たな社会運動」をテーマに、現代日本で生まれた、新たなスタイルの思想や運動を特集する。1980年代に台頭した新自由主義(ネオ・リベラリズム)は、経済格差の拡大や不安型のナショナリズム、対抗的な社会運動を生み出しつつ、2008年の金融危機によって急速に失墜した。小泉政権以降の「20年遅れの新自由主義」を経験した日本においても、反戦デモや派遣村など、これまでにない新たな思想や運動のスタイルが生まれている。ここでは、こうした新たな思想や運動をヒントに、「ポスト新自由主義」が叫ばれながらも先行きの見えない「現在」における、新たな生存、連帯、抵抗のかたちを考えたい」

▼第3回「〈ストリートの思想〉以後」の政治文化運動
[日時] 2010年12月10日(金) 19:00-21:00
[場所] 東京・麻布台セミナーハウス(港区麻布台1-11-5)
[講師] 小田マサノリ/イルコモンズ
[講義内容] 社会学者・毛利嘉孝は、ゼロ年代の日本の新しい政治文化運動について、こう述べている。「イラク反戦運動において、中心的な役割をはたした知識人はいない。その代わりに登場したのが、ミュージシャンやDJ、作家やアーティスト、あるいは匿名性の高い無数の運動を組織するオーガナイザーである。こうした新しいタイプのオーガナイザーを「伝統的な知識人」に対して「ストリートの思想家」とでも呼んでおこう」。本講義では、ゼロ年代に現れた「ストリートの思想」とその多様な実践を、映像資料を使って回顧しつつ、「〈ストリートの思想〉以後」の政治文化運動を展望する。

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(おまけ)
▼ログ・オン・トゥ・ライフ_d0017381_23501951.jpg
「ご存知のとおり、私は自然科学の勉強をはじめました。そして、次のような認識に達したのです。私は私自身に云いました。「おそらくお前の能力はある分野でのすぐれた専門家になるというのとはちがう何かべつのものに向いている」と。「お前にできることは人びとが義務として負っていることに対して幅広い刺激を与えることなのだ」と。」(ヨーゼフ・ボイス)

「人びとが義務として負っていること」とは何だろう?それは「人間とはなにか?」「人間らしい生き方とはなにか?」とつねに問いつづけ、たえず考えつづけ、その問いと共に生きること。それは決してむずかしいことでもなんでもなく、芸術家や人類学者でなくても、人間ならだれにでもできること。
by illcommonz | 2010-11-14 23:47
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