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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼これが「甘受」と「来沖」の意味か


 そのまちには、武器なんて似合わない、ほら、ほら
 そのまちには、シュロの樹木が揺れてた、ほら、ほら
 通りすがりの僕だけど すぐにわかった

 そのまちでは、子どもたちがいつも、ほら、ほら
 目を輝かせ、風の歌を聴いてるさ、ほら、ほら

 そのまちには、武器なんて似合わない、ほら、ほら
 そのまちには、笑顔が似合うのさ、ほら、ほら
 通りすがりの僕だけど まるでここでは

 そのまちでは、家族みたいだった
 声を弾ませ、打ち明け話をしたさ

 七尾旅人「沖縄県東村高江の唄」

  「本日は現場に駆けつけてくださった支援者のかたがた、ネットで広めてくださった方々、どうもありがとうございました。本日、早朝6時半から8時、沖縄防衛局の非常識なフェンス設置工事強行によりN4地区、N1地区に住民を排除するためのフェンスが造られました。また、ユンボなどの重機や、砂利含む資材が搬入されました。現場でも全く住民が求めている話し合いにも応じず、裁判長が国側と住民側に話し合いを持つよう言われているのも無視しての暴挙です。明日は祝日、もうすぐ正月に入りますが、ずば抜けた非常識さを持ち合わせた防衛局はいつ工事に入ってくるかわかりません。住民や支援者が早朝6時半から監視活動を行えば、それより早く作業を始めるでしょう、また、深夜にこっそり作業を始めるかもしれません。この異様・異常な事態、新しい米軍基地の建設が高江で再開されています。普天間・辺野古に、沖縄県民に配慮しているとみせかけている日本政府の実態がここにあります。日本政府は米国のためなら、早朝だろうが、深夜だろうが構いません、自国民を訴えることも、裁判所を道具として恫喝することも構いません。全ては米国様のために動いてます。これは高江から見える事実です。どうかこの現状を1人でも多くの人に伝えてください。どうか、現地に来れる方はお願いします。」(やんばる東村 高江の現状「高江現地から」2010年12月22日)

▼これが「甘受」と「来沖」の意味か_d0017381_334692.jpg・暗いうちから工事や作業をするなんて。だまし討ちするのが税金使った国家公務員のやる仕事か。
・裁判で住民を訴えて恫喝しておいて、工事を強行するなんて、人としてどうなの。
・裁判長から「対話しなさい」って言われたでしょ。ちゃんと話し合ったの?
「合意してないプロジェクトblog」2010年12月22日より)



 これが仙石のいう「甘受」の意味だったのか、これが菅の「来沖」の意味だったのか。ただただもう腹が立って仕方がない。クリスマスもくそもあるもんか、とにかく日曜はデモに行く。いまはそれしか考えられない。

▼「沖縄・高江を救え! ヘリパッドをつくるな緊急デモ」
[日時] 2010年12月26日(日)14:00- 街頭アピール 16:00- デモ出発
[場所] 東京・新宿アルタ前広場
 「沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設予定地で12月22日早朝、沖縄防衛局員や作業員100名以上が押し寄せ、フェンス設置を強行し、ヘリパッド工事を始めました。国は住民の監視活動に対して、住民を狙い撃ちにした通行妨害の禁止を求めた不当な裁判を起こしています。しかも国は今回自ら始めた裁判の進行中にもかかわらず工事を強行したのです。これが国の「沖縄に理解を求める」の意味です。彼らは基地の押し付けしか考えていません。こんなことは許せません。やんばるの豊かな森に米軍の戦争のためのヘリパッドはいらない。まだまだ知られていない高江の問題を、新宿のたくさんの人たちに呼びかけましょう。声を上げましょう。」
[呼びかけ] 「ゆんたく高江」有志+「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」(新宿ど真ん中デモ)有志


 高江のヘリバッドに離発着する予定の、別名「未亡人製造機、オスプレイ」の映像。こんなものが自分の家の上の空を飛ぶまわるとしたら、どんな気持ちがするだろうかと想像してみてください。

[関連]
「やんばる東村 高江の現状」http://takae.ti-da.net/
「合意してないプロジェクト」http://okinawaforum.org/disagreeblog/

[参考]
「菅内閣と沖縄 「甘受せよ」と迫る愚」
 菅直人首相と前原誠司外相が沖縄県を訪問し、普天間「県内移設」を迫った。実現が難しく負担軽減にもならない現行案を進める愚になぜ気付かぬか。首相は十七、十八両日、沖縄県を訪問した。就任直後の訪問以来、半年間も沖縄県民と真剣に向き合ってこなかった首相が、米軍基地の実情把握のために沖縄を訪問したことは、基地負担軽減に向けた第一歩になるはずだった。しかし、首相は仲井真弘多知事との会談で「普天間の危険性除去を考えたときに、沖縄の皆さんにとって辺野古はベストの選択肢ではないが、実現可能性を考えたときにベターな選択肢ではないか」と、県内移設受け入れを迫った。これに対し仲井真氏は会談後、記者団に「ベターというのは(首相の)勘違いだ。県内(移設)はノーだ。バッドの世界だ」と強い不快感を表明した。当然のことだろう。仲井真氏は十一月の県知事選で、県内移設を条件付きで容認する立場を変え、「負担を全国で分かち合うべきだ」として県外移設を掲げて再選を果たしたばかりだ。その仲井真氏に、公約に反する「県内移設」受け入れを迫る首相には、政治センスのなさを感じざるを得ない。
 仙谷由人官房長官は記者会見で「沖縄の方々には、誠に申し訳ないが、甘受していただくというか、お願いしたい」と述べた。仲井真氏らの反発を受けて発言を「撤回」した形にはなっているものの、沖縄の基地負担は過剰だが、甘んじて受け入れてほしいというのが政権の本音だからだ。県民が県外移設に転じた仲井真氏を再選させた以上、県内移設は極めて厳しくなった。仲井真氏が公約に反する形で、移設に必要な辺野古沖の公有水面埋め立てを許可することなどできない。県内移設を進めようとしても実現せず、世界一危険と米側も認める普天間が結果として継続使用されるという最悪の結末を迎える。首相はなぜ、その状況を率直に認め、新たな手を打たないのか。
 四十年前の十二月二十日、コザ市(現沖縄市)で「コザ騒動」が起こった。米軍統治の「アメリカ世」で繰り返された圧政や人権侵害に怒った沖縄人が、実力を行使した唯一の大規模な民衆蜂起だ。その後の本土復帰で「ヤマト世」に代わっても、米軍基地の重圧と、沖縄に基地を集中させる日米両政府の政策は変わらない。「どうか小指の痛みは全身の痛みと感じ取ってください」繰り返される沖縄の悲痛な叫びに、菅内閣も国民も、真剣に向き合うべきときが来ている。」(東京新聞 2010年12月23日)
by illcommonz | 2010-12-23 03:08
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