「わけがわからなくなっています」(会場関係者)
モトはといえば、「テロや食中毒の防止
のため、警察や有識者と相談した結果」
の措置だったそうですが、開幕前から
市民の
反発を喰らってた、愛知博への
「弁当持参禁止令」に宰相が「よっしゃ!」
と横から口出しした結果が、この
始末。
モトはといえば、テロをウマイ口実にした、
外食産業の利益保護のための措置で、
万博会場の
グローバル・コモンに軒を連ねる
資本主義に配慮した措置だと思うのですが、
そこに気紛れな宰相が「親方日の丸風」を
吹かせてみたら、「そうは問屋が卸さぬ」と
マーケットが反発したという感じですか。
昔から「食べ物のなんとかはなんとやら」と云いますが、万博という、かつての
帝国&国家の祭典の場での、この弁当をめぐる
「市民的不服従」には、ネグリ
&ハート・ライクな
「新たな帝国」の「生政治」に対する、マルチチュード的レジ
スタンスの匂いがして、このにおいだけで、ゴハンが軽く3杯は食べれそうです。
というわけで、今日の弁当のオカズは、このニュースにきめました。
ええ、欲しがりませんとも、いつまでも、どこまでも、千代に八千代に、
さざれ石のさざれゆくままに、コモンズこそが世で、「負けるが勝ち」こそが
対自然の叡智、グローバル・イルコモンズの生き(のび)る道。