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「休眠口座の活用検討=菅首相」
「菅直人首相は27日午後の衆院本会議で、金融機関で預金者の死亡などで長期の利用がない「休眠口座」について「(国が)活用できる道がないか、内閣、民主党として、あるいは他党の皆さんにも検討いただきたい」と述べた。新党日本の田中康夫代表への答弁。田中氏は「休眠口座の預貯金を金融機関から国家へと移譲する法改正を行い、それを元手に新しい公共施策を展開する英国を見習うべきだ」と提案。これに対し、首相は「そういう活用はあってもいい」としながらも、「金融機関の財務への影響など多くの論点があり、慎重な検討が必要だ」とも述べた。」(時事通信 2011年1月27日)
この記事をよんで、思い出した文章がある。
「文化財は大切にしなければならない。しかし、旅行の記念にと大事な文化財に彫刻刀とかで相愛傘などを彫ってしまう大馬鹿者がいる。そいつらは「バチ」というものを考えないのか。「バチ」が怖くないのか。バチといえば、近藤正彦の母親の遺骨を盗んだ犯人まだ捕まらないようだが、こいつが警察よりも何よりも怖れなければならないのは、「バチ」だろう。「バチ」をあなどると痛い目にあうと思う。」(ナンシー関「けしごむ歳時記」)
ナンシー関が亡くなってから、もう何年も経つが、もし彼女がもっと長生きしてくれてたら、いまのこのどうしようもない政治について、いったい何と云っただろうかと思うようなことがほんとに多い。それはともかく、「貧すれば鈍する」とはまさにこのことで、このさい政府も内閣も与党も野党もみんなで墓場泥棒でもなんでもやって、全員そろってバチがあたればいいのだ。
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[追記] 金融機関と銀行にこの標識を。