Interview with anti-government protester at Tahir Square
Interview with pro-democracy activist at Tahrir Square
革命のさなかのラハリール広場、いくぶん緊張した面持ちながらも、そのことばの端々には、「自分たちのとった行動はまちがってない」という確信と決意があふれている。時折こぼれる笑顔が輝いてみえるのは、陽光のせいばかりではないと思う。とざされていた未来が少しづつひらきはじめてきたことが、彼女の顔を輝かせているのだろう。これまで「革命とはなにか」を語ることばは、たいてい男たちのもので、それはどこかいかめしく、窮屈なものが多かったが、彼女のことばからは「革命とはどんな感じ」のものかが伝わってきた。革命とはこんなふうに人を生き生きとさせるものなのだ。すでにこの革命で多くの血が流れ、多くの命が奪われた。だからなおのこと、この革命が、それを起こした人たちにとって納得できるかたちで、最後までなしとげられることを願わずにいられない。