![▼[エジプト革命] 「体制側が市民に100ポンドを支払い、大統領派デモに動員をかけたとの情報」_d0017381_224679.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201102/03/81/d0017381_224679.jpg)
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「反独裁デモの舞台で流血=激しく投石、引退演説に賛否―エジプト」
「激しく投石し合うムバラク・エジプト大統領の支持派と反対派―。大統領辞任要求デモの拠点となってきた首都カイロ中心部のタハリール広場は2日、衝突により流血の舞台となった。ムバラク大統領は引退表明で事態収拾を狙ったが、混乱が続いている。数千人規模の反大統領派のデモ隊が残っていた広場に昼すぎ、数千人の大統領支持派が突入、馬やラクダに乗って行進した。そのうち、投石やこん棒を使った激しい衝突に発展し、AFP通信によれば少なくとも500人が負傷した。市民の間では、引退演説に賛否の激論が起きていることが背景にある。現場に展開する軍は自制を促したが、本格的な介入はしていない。ただ、空に向け威嚇発砲する音が聞かれた。これに対し、軍は威嚇発砲を否定、情報は混乱している。親大統領派の突然の広場乱入に対しては、体制側が市民に100ポンド(約1500円)を支払い、大統領派デモに動員をかけたとの情報や、秘密警察が親大統領派の市民に紛れ衝突を扇動したと訴える反大統領派の主張もある。一方、市内のムスタファマフムード広場には、ムバラク大統領支持を訴える数千人規模のデモ隊が集結。参加者のアッバスさん(34)は「ムバラクはわれわれの父親だ。敬意を払わなければならない」と訴えた。南部ミニヤから家族でやって来たタレクさん(29)は「エルバラダイ(前国際原子力機関事務局長)は一体何者だ? ムバラクが去れば、エジプトは死ぬ」と語り、体制維持を求めた。軍用ヘリコプターは上空を旋回し続けているが、通りからは軍車両の姿が減っている。インターネットの復旧に市民からは歓迎の声が上がった。現金自動預払機(ATM)前には行列ができた。」(時事通信 2011年2月3日)
未確認情報ながら、
大統領派がエジプト古代博物館に火炎瓶をなげはじめたため、反大統領派が博物館をまもろうとして、ケガや大ヤケドをおってるらしい。権力の座にとどまるためには人心を金で買い、博物館も焼くということか。どこまでくさりきった大統領だろう。まさにこういう非道なやり口から、過去30年間の恐怖政治がどんなものだったかがうかがいしれる。