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エジプト反政府活動、グーグル幹部が支援か 米紙報道 」
「エジプトの首都カイロで拘束されていたとみられる、米インターネット検索大手グーグル幹部ワエル・ゴニム氏が、ネットを活用した同国での反政府活動で重要な役割を果たしていた可能性があると7日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。ゴニム氏は1月下旬から行方不明となり、6日に拘束されていたことが判明。7日に解放される見通しとされる。同紙が関係者の話として報じたところでは、ゴニム氏はソーシャルメディアを使ったネット上での政治活動を支援。エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA事務局長の支援サイト立ち上げにも協力したという。」(日経新聞 2011年2月7日)
この期に及んでもまだ「反政府活動」なんて書き方をしてる日経新聞はどうかと思うが、もしこのニュースが本当なら、ちょっと Google を見なおしてもいい。「IT革命」だけではなく、リアル・ポリティクスの革命をサポートし、エンパワーするのが、グローバル企業の国際的社会貢献だと思う。幹部がアクティヴィストだというところもいい。日本のITベンチャー企業はどうなのだろう?
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[追記] TwitterでWael Gonim を検索するとこれがでてきた。
拘束されたのが1月25日なのに (※訂正:アルジャジーラのツイートでは25日になってますが、ただしくは28日でした)、
28日にツイートがあるのはどういうことなのだろう、同姓同名の別人だろうか? (ちなみにエジプト政府が米国のベンチャー企業から購入した機器でネットを遮断したのは2月28日)。
参考までに、下の画像は Facebook のWael Gonim のアイコン。こちらもエジプト好きらしいが、Google 幹部かどうかは不明。このアイコンだけみると、すこしおばかさんなエジプト・フリークにもみえる。(追記:解放された直後のインタヴューをみていて、ただのピラミッド好きを思わせるおばかなイメージは秘密警察の目をあざむくカモフラージュだったのかもしれないと思った)。
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[追記] もうYouTubeにアルジャジーラのニュースがアップされてました。
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