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▼簡訳「タハリール広場のデモクラシー派アクティヴィストへのインタヴュー」 ―いまの状況についてどう思うか、すこし話をきかせてもらえますか? はい、状況はとてもはっきりしています。内務省が野放しにした囚人たちが街を壊しているんです。政府はいまの体制が不可欠だといいますが、私たちはこの体制を望んでないのです。私たちが望んでいるのは憲法の改正です。人びとが次の大統領を選ぶべきだという人もいます。政府を望んでないと私たちがそう云うのは、単に私たちがムバラクを個人として望んでないということだけでなく、私たちは押しつけられた人物に縛られたくないということなのです。私たちは自分たちの手で大統領を選びたいのです。なぜなら私たち自身で、この国を未来に導いていきたいからです。」 ―明日、100万人のデモ行進があるという話ですが。 はい、すべての人が集まるはずです。少なくとも私が知っているすべての人が参加することだけは確かです。私たちは平和的に抗議運動を続けるつもりです。たとえ警察権力によって攻撃されても、私たちは平和的態度でのぞむつもりですし、私たちの要求が実現されるまで平和的な抗議運動を続けるつもりです。」 ―カイロに通じる道路を政府が封鎖しているという話もありますが いまエジプトの若者たちは自分たちの家を自分たちで守っています。みんなで集まって団結し、自分たちの家と地域を守ろうとしています。自分たちの地域や家を守るのに警察権力は必要ではない、というだけでなく、警察が及ぼす悪意からこの国をまもり、この国を前進させることができるのは私たち自身だということを証明してみせているのです。人びとは道路をかたづけ、若者のグループが街路を清掃しています。私たちはこの国を安全なものにしたいと思っているのに、政府はそれを壊そうとしているのです。私たちの要求が実現されるまで、私たちはこの場所から一歩も動くつもりはありません。 ―明日人びとがカイロに来れないように、政府が何かをすると思いますか? 警察権力は平和的な抗議者に介入しないという話を聞いてますので、私たちとしては、それが本当であることを心から望んでいます。私たちはこれまでも、そして、これからも平和的に行動するつもりです。警察はそれを尊重すべきですし、平和的な抗議をこのまま続けさせるべきだと思います。 ―ネットの遮断はどんな影響を与えてますか?進展が遅くなると思いますか?」 ※タハリール広場の上空を飛ぶヘリの轟音で一時中断 インターネットの遮断は、必ずしも私たちにとって不利な影響を及ぼすものでありません。実際のところ人びとは、それほどインターネットに頼ってないのです。政府がネットを遮断することにはなんの正当な根拠もありませんが、たとえ政府がインターネットを遮断したとしても、いえ、そう、これは「Facebook革命」とか「インターネット革命」なんかじゃないんです。こうして路上にいる何千人もの人を見てもお分かりの通り、金曜に電話回線が遮断されてもなお人びとは、路上に集まってデモ行進をしています。これはインターネットに関する事柄などではなく、エジプト人の要求と訴えに関するものなのです。 ―政府がこの運動を阻止するために何かするかもしれないということに不安を感じますか? 政府はそれを試みようとしましたが、私たちが平和的な抗議運動を続けたので、結局、うまくいきませんでした。人びとは自分たちの云うことをまげず、要求を貫いているので、それが破られることはありません。なぜなら私たちは、もうこれ以上我慢ができないからです。私たちの要求に対する回答を見届けるまでは、なにがあっても、この広場から立ち去るつもりはありません。 ―ムバラク大統領の対応をみて、妥協案を示す人々はいますか? 次の大統領が人びとによって選ばれるという、そのことが保証された場合にのみ妥協があり得ると私は思います。 ―この事態は過渡期だという意見がありますが、同意しますか? はい、そのとおりだと思います。でも、この過渡期なしに何かが起こるということはないと思います。 ―どうもありがとう。 はい、どうしたしまして。 (簡訳:PROS/イルコモンズ+江上賢一郎+徳永理彩ほか)
by illcommonz
| 2011-02-18 02:47
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