「愛の反対は憎しみではありません、愛の反対は無関心なのです。」
(アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ)
たとえば、いま、リビアで起きていることについて、昼夜を問わず懸命に情報を集め、ひとりでも多くの人にそれを伝えようとしている人たちのことを、「野次馬」だとか「祭り」だといって謗るツイートをたまに目にする。そのたびに思い出すのは、タハリール広場に雨が降って、広場に虹がかかった時、そこに希望の兆しをみいだした人たちが、それを互いにツイートし合っていたことである。この無関心とはまるで正反対の、あふれるほどの関心を何と呼べばよいのか分からないが、たとえそれが何と呼ばれようと、その関心を全面的に肯定したいと思う。
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[追記] 私たちの無関心は誰の味方なのだろう?