そのころ、プーの森では、コブタとプーが、夕方の金色にかがやく光のなかを、かんがえにふけりながら、いっしょに家のほうにむかって歩いていました。ふたりは、ながいこと、なんにもいいませんでしたが、とうとう、コブタがききました。
「プー、きみ、朝おきたときに、まず第一に、どんなこと、かんがえる?」
「けさのごはん、なににしよ?ってことだな」と、プーがいいました。
明日からのごはんのことをかんがえて、すこし買いものをしておいた。近所の「西友」や「つるかめ」などの大手のスーパーはどこも閉店してたので、エスニックフーズの店でインド米とピータンを買っておいた。持病があって、なんでも食べれるわけではないので、高野豆腐とチーズをまとめ買いしておいた。東京は本当にもろく、大手のスーパーはあてにならないので、そうした。ごはんのしんぱいが、杞憂であることを祈りたい。