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「経済産業省・原子力安全保安院 緊急時情報ホームページ」より
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「福島第一原発、弁開放し炉心の圧力低下」
「原子力安全・保安院は12日午後3時すぎ、東京電力福島第一原発の1号機の配管の弁を開放した結果、炉心の圧力容器を覆う「格納容器」の圧力が低下し始めた、と発表した。格納容器内は通常、400キロパスカル(約4気圧)で運転されているが、1号機は大地震による自動停止後、800キロパスカル超の圧力を記録し、損傷の恐れがあった。ただ、弁を開けたことで放射性物質のセシウムが外部に漏れるなど、周辺の放射線濃度が高まった。」(朝日新聞 2011年3月12日15時43分)
「原子炉が入った格納容器の圧力が高くなっていたため、東京電力は午後2時ごろから容器内の空気を外部に放出し始めました。圧力は徐々に下がり始めていて、引き続き水を流し込んで溶けた炉心を冷やすことにしています。」+「東京大学の関村直人教授は「燃料のごく一部が溶けて漏れ出たと思われるが、原子炉はすでに停止している上、冷やされている状況だ。ほとんどの核燃料は原子炉の中に収まっているので冷静な対応をお願いしたい」と話しています。」(
NHK報道局科学文化部の公式ツイート 2011年3月12日15時)
「現在、1号機の原子炉格納容器の圧力を降下させる操作を実施しておりますが
、原子炉建屋内で作業していた当社社員1名の線量が100mSvを超過しております(106.3mSv)。現在、産業医が不在のため、後日、診断することとします。」(福島第一原子力発電所
「福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ」 2011年3月12日 午後1時20分発表)
▼東京電力原子力情報「リアルタイム・プラントデータ」(福島第一原子力発電所)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/date/plant/level-j.html