
地震発生直後、大事な友人の安否を
必死になって電話で確認しようとしていても、
その電話の着信で、電池が切れて
必要な電話が出来ないこともあります。
そして被災地ではその瞬間、
子どもが津波で流された、
家族が建物に押しつぶされようとしていると
必死に消防に電話をかけている方もいらっしゃるのです。
その方たちのために回線をあけてあげること、
それが今被災地ではない場所にいる私たちに
必要な配慮ではないでしょうか?
誤解を恐れずにいえば、
無事な方は必ず連絡がきますから待てばいいのです。
被災直後に必要なのは、
無事でない方の救急の連絡のはず。
地震から数日たった今、
被災地以外では、混乱せず、お金を使い、
経済が落ち込まないようにすること、
もちろん募金がいちばん有効です。
もう少し時間がたてば、
私たちにできることがあるはずです。
そのときまで待つ勇気を。
以上、
savon de l'olive「被災地以外の方は今何もしない勇気をもちましょう」より抜粋