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生きてる実感 Vol.3」緊急企画チャリティートークイベント
3.11以後のいま確かなことは今回我々がやろうとしていることはタイトルひとつにまとまらないほど深刻で複雑で3.11以前のように気の利いたつぶやきで140字以内にまとめることすら難しくもっと端的に言うならツイッターでは済まないからこそみんなで集まり対話を通じてこれからのアートとアーティストのありかたについて考えそこから見えてきたものを出演者と観客それぞれが持ち帰って明日からの生き方に反映させることで少しでも世の中を良くしていきたいという思いだ」(以上が今回我々が話し合って考えたトークイベントのタイトルである)。
[日時] 2011年3月26日(土)18:30-20:30
[会場] 東京・渋谷 M Event space & bar
(東京都渋谷区恵比寿西1-33-18コート代官山B1)
[出演] 遠藤一郎/海野貴彦/金理有/桑田卓郎/信長/平井友紀/横山玄太郎
[司会] 楠見清
「3.11以後のいま私たちは3.11以前に用意していたものごとや考え方がもう役に立たないことに気づいて愕然とさせられている。悔しいことに3.11以前に我々がライヴ・パフォーマンスを通じて現前化することで確かめようとしていた「生きてる実感」は3.11以後のいま人びとが生きるために必要とするものには〈何か〉足りない。多くの人命を奪った地震と津波は船や家や車や生活や思い出のすべてだけではなく私たちの心の中にあったさまざまなものを破壊しそこにあった〈何か〉大切なものをも一気に流し去ってしまったのではないか。被災地で物資不足が叫ばれるのと同様にいま誰もが心の中で得体が知れず言葉にもならない悲鳴をあげている。芸術という精神的な活動領域の比重が大きいアーティストやアートファンであればそのダメージはなおさら大きい。さらに原発事故による放射能汚染が自然界や人体や人間の内面にまで暗い影を拡げるいま3.11以後の世界を生きる私たちはもはや「生きてる実感」どころか「生きた心地」すら奪われているのではないか。被災地にフィジカル(物質的)な救援物資が届けられるようにメンタル(精神的)な被災に対しても〈何か〉が送り届けられる必要がある。3.11以後のアートは3.11以前のアートとは違う〈何か〉に生まれ変わらなければならない。その〈何か〉が一体〈何なのか〉をみんなに見せることが3.11以後のアーティストの仕事となる。語れアーティスト。集えこの文章を読んでくれたあなた。届け強く、生きてる実感。」
※入場無料(ドリンク1オーダーをお願いします。また会場には東北関東大震災救援のための募金箱を設置します。具体的な使途に関してはその場でみなさんからのご意見を募り是非トークの議題のひとつとしたいと思います)
※Ustreamライブ中継:
http://www.ustream.tv/channel/生きてる実感
※電力、交通、原子力発電所の状況、不便な点が多々ございますが当日のお越しを関係者一同お待ちしております。
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ほんとは今日これに行きたかったのだけど
昨日の夜の「地下大学」の講演でさすがに精魂つきはててしまって(なにしろエジプト革命からずっとだもんな)「表現者」である前にまずは「生活者」としての「生きてる実感」をとりもどすべく今日はどうしても家でやりたい「生活を通した表現活動」と今しかできない「生活を通した政治活動」があるのでイベントに行けないかわりに勝手につくったタイトル画像をつけて応援したい思いだ。