
「仕事をしない専業主婦は、パートでもなんでも仕事をして社会人になってください。数値の意味がわかるようになるしかありませんから。不確かな気分で子どもを不安にさせてはいけません。」@
inosenaoki 猪瀬直樹
思いあがるのもいいかげんにしろ。ひとをばかにするのにもほどがある。この男は、いったいなにさまのつもりなんだ。賃労働に就かないと「社会人」ではない?どんな社会なんだそれは。人間の社会には「情動労働」というもうひとつの労働があるのを知らないのか。知らないのか?知らないのか?
「非物質的労働のもうひとつの主要な形態は「情動労働」と私たちが呼ぶものである。情動とは精神と身体の両方に等しく関連するものである。喜びや悲しみといった情動は、一定の思考の様態と一定の身体の状態をともに表現することで、人間と言う有機体全体の現在の生の状態を明らかにする。したがって情動労働とは、安心感や幸福感、満足、興奮、情熱といった情動を生み出したり操作したりする労働を指す。家庭内での出産・子育てにまつわる再生産労働は、自然と密接に結びついた知識や知性からなる開放的な科学の実例であると同時に、非物質的生産の中心をなす情動労働の実例だが、賃労働を中心とする社会では情動労働は激しく疎外されている。」(ネグリ+ハート・抜粋)
この世で、子どもを守ろうとする母親を敵にまわして栄えたものなし。いまに手痛いしっぺがえしをくらうだろう。あぁ、朝からまったく気分がわるい。

「品切れでご迷惑をおかけしましたが『突破する力』(青春出版新書)が増刷になりました。まず書店に。なければネット(アマゾン、bk1、楽天)で。『黒船の世紀』とセットなら直販コーナーという順で。」i
nosenaoki 猪瀬直樹
よしきた、今度、本屋でその本をみたら、買うふりをして、「冠婚葬祭のマナー」とか「姓名判断」とか「星占い」のコーナーに、2冊セットでねじこんでおいてやる。