「警官も一人だと無害な愛すべきエロ人間なわけだが、集団になるととんでもない有害な暴力装置と化す。ラスタはその非人間性を「バビロンシステム」と、フェラ・クティなら、上からの命令に従うしかない不気味な塊を「ゾンビ」と呼ぶだろう。日本の警察は、気に食わない奴を誰でも逮捕できる「コーボー!」(公務執行妨害罪)という呪文を使う呪術集団のようである。こちら側もバビロンを凍らせ、ゾンビを溶かす呪文を開発しなければならない。」(HarpoBucho
「バビロンのゾンビ」2011年5月11日より)
フェラ・クティ 「ゾンビ」
警察にうらみはないが(いや、なくもないが)、警察がきらいだ。つねに組織が優先で個人の思いや考えを尊重しない「ゴリゴリの組織」としての警察がきらいだ。上司のくだらない保身やエリートの出世のために、部下や現場にいやな仕事をおしつける警察がきらいだ。どうでもいい警察のメンツや威信とかのために、人の道にはずれた理不尽な命令をくだす警察がきらいだ。ひとを「ゾンビ」にする「バビロン」としての警察がきらいだ。
だから、警視庁ではなく、デモの警備する現場の警官諸君ひとりひとりに云いたい。諸君は原発を推進したいのか?あんな無法なことをするために警官になったわけではないだろう。警官なら正義感は人一倍あるだろう。自分の頭で考えるのをやめるな。職務よりも大切なものがあるだろう。良心を手放すな。命令の奴隷になるな、ゾンビになるな、人間であれ。警備をなまけろ、だらけろ、手をぬけ。くだらない命令はきこえないふりをして、のらりくらりと適当にやりすごせ。やればできるはずだ。