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「芸術家集団3人を書類送検=岡本太郎氏壁画に「原発」-警視庁」
「東京・渋谷駅構内に展示されている故岡本太郎氏の壁画「明日の神話」に福島第1原発事故を連想させる絵が貼り付けられた問題で、警視庁渋谷署は4日、軽犯罪法違反容疑で、若手芸術家グループ「Chim↑Pom(チンポム)」の33~28歳の男性メンバー3人を書類送検した。3人は「原発事故が起きないよう、警鐘を鳴らすためにやった」などと説明しているという。送検容疑は4月30日夜、壁画の右下に、四つの原子炉建屋を描いた縦約80センチ、横約2メートルの板を勝手に貼り付けた疑いが持たれている。原発の絵は5月1日に見つかり、グループは同18日、自らの行為だと表明し、板を張り付ける様子を撮影した動画などをギャラリーで展示した。」(東京新聞 2011年7月4日)
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「岡本太郎さん:巨大壁画改変で書類送検 容疑の美術家3人」
「東京・渋谷駅構内に飾られていた芸術家の故岡本太郎さんの巨大壁画「明日の神話」に福島第1原発事故を模した絵が付け加えられた問題で、警視庁渋谷署は4日、東京の若手美術家グループ「Chim←Pom(チンポム)」のリーダーら28~33歳の男性メンバー3人を軽犯罪法違反(はり札)容疑で書類送検した。3人とも容疑を認めているという。」(毎日新聞 2011年7月4日)
原発事故発生以来、政府や文科省が次から次に法律を「改変」していることには何のとがめもないのに、こういう「改変」や「デモ」だけにやたらきびしいというのはどういうことなのだろう。Chim↑Pom は、警察の取調べに対して、こんなふうに云ってやればよかったのだ。「はい、自分たちがやりました。でも、ただちに作品に影響が出るレベルのものではありません」と。そして「この「改変」の作者がいるとすれば、それは東京電力です」と。