作業員A「やあ、どうもお疲れさま。」
作業員B「お疲れさま。会場が暑かったから、お互い大変だったねえ。」
作業員C「ぼくはずっと寝てばかりだったから、それほどでも無かったけど、みんなは立ちっぱなしだったから、しんどかったね。」
作業員D「いやいや、おたくだって、時々お客さんに踏まれそうになってたし。しんどかったのはお互い様だよ。」
作業員A「アトミックサイト展は終わったけど、ぼくらの出番は今後またあるのかな?」
作業員B「それは、監修者のイルコモンズさん次第なんじゃない?」
作業員C「なんでも良いけど、次回はこんなに暑い展覧会は勘弁だな。タイベック着た上にマスクをつけて、おまけにゴム手袋と長靴なんて。ぼくの美貌も台無しだよ。」
作業員D「まあまあ、人形が文句言っちゃ仕方ない。またの出番を待って、イルコモンズさんの立川のアトリエで、しばらくお休みするさ。」
作業員ABCD「それじゃ、お疲れさまでした~。」
(曽我高明「アトミックサイト・原発作業員アフタートーク」より)
■cottonkyaori watano kaori
アトミックサイト展の撤収をしてきました。デモ奉納展示から飛び火して、「アングリー女房」「嫁ミゼラブル」をやりたい放題にやらせてくれたイルコモンズさんありがとうございました。里に帰ります。 by へこき嫁 twitpic.com/69yp7e
■石川雷太 Raita Ishikawa
「アトミックサイト」展終了後、イルコモンズ氏と雑談「原発ダダの次は原発シュルレアリスム~」。なるほど我々の無意識は原発にどんな夢を見るのか? 神の現前か? はたまた悪魔の召喚か? 水木しげるの「福島原発の闇」(朝日新聞出版)は素晴らしい。