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「おこづかいをあげろー 上石神井で子供たちがデモ行進」
「おこづかいをあげろー」「夏休みを増やして」。東京都練馬区の上石神井児童館の子供たち22人が、自分の願いを記したプラカードを持って、上石神井駅周辺でデモ行進「チルドレン・プライド」を展開した。児童館をアーティストのアトリエとして活用し、子供たちと一緒に作品を製作するプログラムの一環。自分の気持ちを社会に伝えるきっかけづくりがねらいだ。焼き鳥屋の前にさしかかり、「焼き鳥が食べたい」と呼びかけが突然変わる子もいて、大人たちは目を細めて眺めていた。(2011年9月19日 MSN産経ニュース)
たぶん産経は、今日の6万人デモのことをあまり報道したくないので、これを記事にしたのだろうが、これはいいニュースだ。いいぞ、チルドレン・プライド、もっとやれ。そうだ、次はサウンドデモをやっちゃえ。
「アンパンマンたいそう」を爆音でかけながら街をデモして、おとなたちをビビらせよう。こどもはおとなのまねをし、おとなたちは、このこどもたちをみならおう。この世でもっともラディカルな民主主義、それは、選挙権もなければ、おこづかいもすくなく、よもや社会に口出しをするなどとはそもそも考えられてすらいない真の「デモス(いかなる政治的な権利も資格も持たない、とるにたらない者や勘定にいれられない者たち)」である、こどもたちが声をあげることだ。がんばれ、ちいさなデモスたち、たたかえ、ちいさなデモスたち。