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「展評:明るい未来のはなし」
[日時] 2012年1月9日(月) 17:00~18:30
[会場] 東京藝大先端芸術表現科卒業修了制作展イベントスペース
[出演] 桂英史(東京藝術大学大学院映像研究科教授)/畠山直哉(写真家)
「30年来の親交があり、お互いに別々の分野でご活躍されている同世代の桂英史氏と畠山直哉氏の両名にご登壇頂き、対談を行います。本展覧会の総評から始まり、お二人の学生時代から現在のご活動にいたるまでの貴重なお話を、時代背景の移り変わりとともに伺います。お二人の学生時代には「未来」であった2012年の現在に、学生や来場者に向けて「明るい未来」への問いや展望をお話頂きます。
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「10 MONTH AFTER 3.11」
[日時] 2012年1月15日(日)14:00~16:30
[会場] 東京藝大先端芸術表現科卒業修了制作展イベントスペース
[出演] 高山登(美術家)/八谷和彦(メディア・アーティスト)/
鈴木理策(写真家)/イルコモンズ(現代美術家)/大友良英(音楽家)
高嶺格(美術家、演出家)/山川冬樹(ホーメイ歌手、アーティスト)
「2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故以降、表現活動に携わる人々がそれぞれの方法、姿勢を持ってこの出来事に向き合ってきました。3.11からおよそ10ヶ月となる本展覧会に、第一線でご活躍されるゲストをお招きし、ラウンドテーブルトーク形式でシンポジウムを開催致します。3.11以降、多様な経験や活動が生まれる中で、これまでに学んだことやこれからの表現活動について共有する場にしたいと考えております。また、ご登壇頂くゲストの方々を中心に同主旨のご寄稿を頂き、本展覧会カタログの付録として発行致します。」
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来年のはなしですが、「明るい未来のはなし」ではない方のシンポジウムに出演します。これから未来永劫にわたって終わることのない原発事故によって、「未来」についての思考や想像力が「中吊り状態」になってしまっている「現在」だからこそ、「現在」にしかできない先端的な表現があるはずなので、そうした制作物を期待しています。
「今日ないものは明日もない」(岡本太郎)
そう、どんな未来がくるにせよ、現在がないところに未来はない。