▼「無抵抗学生に警官が刺激物スプレー、米で波紋」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111121-OYT1T01093.htm
　「米カリフォルニア州北部のカリフォルニア大学デービス校で、抗議行動に参加した無抵抗の学生に、警察官が刺激物入りのスプレーを吹きかけ波紋を広げている。大学幹部は２０日、警官の行動に遺憾の意を示した上で、事実関係を調査する方針を明らかにした。ロサンゼルス・タイムズ紙（電子版）によると、格差是正などを求めて同校の敷地内で座り込んでいた学生グループに対して１８日、「キャンパス・ポリス」と呼ばれる同校を管轄する警官がスプレーを噴射。１１人が手当てを受けたという。インターネット上には、十数人の若者が警官にスプレーを吹きかけられ悲鳴を上げる様子や、現場を取り囲んだ学生が警官に「恥を知れ」と叫ぶ場面を収めた動画が公開されている。」（2011年11月21日 読売新聞）


　「だれかがやられたら、こんなふうに、みんなで仕返しをする」ということも、ちゃんとニュースにしないと、「権力にたちむかうとひどい目にあわされる」という印象と記憶だけを学生たちに残してしまう。もっともマスメディアはそれをねらっているのだろうけど。ちなみにこのペッパー・スプレー軍曹たちは現場の動画をYouTubeにアップされて、停職処分になったとのこと。