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「異性の「交際相手なし」過去最高 男性61%、女性49%」
「異性の交際相手がいない18~34歳の未婚者が男性で61・4%、女性で49・5%に上り、いずれも過去最高となったことが25日、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査(独身者調査)」で分かった。2005年の前回調査から急増、男性で9・2ポイント、女性で4・8ポイント増えた。このうち半数近くは男女とも「特に異性との交際を望んでいない」と答えた。独身でいる理由(複数回答)を尋ねると「異性とうまく付き合えない」と答えたのは、25~34歳では男性13・5%、女性11・6%。18~24歳では男性11・9%、女性7・0%で、いずれも過去最高だった。」
放射線に悩める時代の、日本の10代、20代、30代、そして、すべての世代に朗報である。過去最高の「あたらしい恋の季節」の到来である。世界をあたらしい目でながめて、あたらしい人生をはじめなおすことのできる過去最高のチャンスの到来である。いまなら「恋をした相手に交際相手がいて失恋する確率」が過去最低である。携帯やiPhonのなかばかりのぞいていると、いま・そこですれちがったかもしれないチャンスをみのがしてしまう。人がくっついたり、はなれたりすること、ただそれがこの世の中=社会をあつくする。電気がなくても、原発がなくても、恋人、愛人、友人、隣人、他人、そのほか、つながるひとたちが共にいれば、世界はそれなりにあたたかい。ウソだと思うならズコッティ公園をみてみればいい。強制撤去されても、それはまだつづいている。さむいけど、さむいからこそ、ほんのちょっとしたなにかを、あったかく感じられる。小沢健二がうたうように、「よろこびをほかの誰かとわかりあう、それだけがこの世の中をあつくする」。「特に異性との交際を望んでない」のは良質のラブソングが足りないからだと思う。それはともかく、その小沢健二が明晩22:00から、U-Stream 放送をするらしいので(失敗するかもしれないらしいけど)、きいてみようと思う。たぶん放送は時間通りにはじまったりはしないと思う。それは灰色たちが好きな「時は金なり」の世界のやりかたで、「うさぎ」たちが生きている世界の時間は、基地帝国や絵本の国とは違う流れ方をしていて、ものごとをむりやり時間どおりに進めようとはしないと思う。夜は長いし、はじまりを待つ期待/希望の時間は長いほうがいい。

▼小沢健二「ひふみよ」ストリーム放送
http://hihumiyo.net/usagiscope.html