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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「アートは無力だ」という人間を信じない。その無力さに抵抗しようとする人間とその表現を信じる。

▼中村友紀 「NO NUKES! ALL STAR DEMO2 渋谷1203」
 「12月3日の「NO NUKES! ALL STAR DEMO」の記録映像。何度この渋谷の街をデモで歩いただろうか。デモに連なる人々の声と街を行き交う人々の視線の温度差が日本の現実なのだと思い知らされるようで悲しい。これは私たちみんなの問題だ。目を背けないでほしい」(中村友紀)

 「アトミックサイト」が路上に展開した。アトミックサイトの「原發供養ノ夜」で、インダストリアルなハンマービートを響かせていた石川雷太の「放射性廃棄物ドラム」がここでは、「どかどかうるさいマーチングバンド」のビートと融合して「重たいサンバのリズム」をたたきだし、目にみえないなにか(日本の現実?温度差?)を街路に残酷に突きつけ、放射・拡散・増殖させている。これが「アート」(あるいは「アート以外の何物でもない」もの)なのか、そうでないのか、というような議論に自分はまったく興味がない。それについてはただ、「いわせたいようにいわせておくまでだ」というのが自分のスタンスである。自分にとって大事なのは、石川雷太がこのドラム缶を埼玉の川口から渋谷まで電車で運んできて、それをまた電車で持ち帰ったということである。こういうやむにやまれぬ無謀な情熱につき動かされ、決して表現をあきらめず、また表現を決してやめようとしない人間を自分は信じるているし、そうした人間たちと共になにかをやりたいと思っている。自分は「アートは無力だ」という人間を信じない。仮にアートが無力だったとしても、その無力さに抵抗しようとする、こういう人間たちとその表現の営みの方を信じているからだ。

もう一度云う、何度でも云う。
「リメンバー、リメンバー3.11、
わたしたちはアトミックサイトである。
わたしたちは決してゆるさないし、忘れない。
呼ばれれば、わたしたちはどこへでもゆくし、
呼ばれなくても、こちらからゆく。
わたしたちは、アトミックサイトである。
わたしたちは、増殖・分裂・融合・拡散をおそれない」。


▼秋山理央「12.3脱原発デモ NO NUKES! ALL ST☆R DEMO 2」

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[追記]
▼山川冬樹
1)アナログガイガーカウンターは、放射線がGM管の中に入ると放電して「バチッ」というノイズを発しますが、『原子ギター』にはボディ裏面に300Wのアクチュエーターが設置されており、その放電ノイズがボディに直に伝えられ、弦が震動するという仕組みになっています
2)放射線量というのは一定時間に何回放電ノイズがあったかで算出されますが、アナログガイガーカウンターをいじっていると、放電ノイズの一撃一撃にも強弱があるのが分かります。すると弱い一撃の場合は少ない弦が鳴って、強い一撃の場合は多くの弦が鳴ります。
3)また弦高さは低く、テンションは緩く張っているので、震動する弦がフレットやピックアップにヒットして、時々非常に強いアタックの音が出たりもします。さらに『原子ギター』は双生児のように対で一体となっているので、それによって響きにまたバリエーションが生まれます
4)youtubeでは分かりにくいですが、ピックガードにLEDがついていて、放電ノイズに合わせて光るようになっています。これもデジタル回路を使わず、ノイズの音声信号をLEDに直結して光らせています。なので『原子ギター』はどこまでもローテクでアナログです。

 この日、デモに参加できなかった山川冬樹が解説する「原子ギター」と同じく、「双生児のように対で一体となって」「響きにまたバリエーション」を生みだしてみせたこの日の「原子ドラム」もまた、「どこまでもローテクでアナログ」であり、どこまでも「ノイズ」であって、それは「きれいでなく、うまくなく、ここちよくない」。
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by illcommonz | 2011-12-05 05:58
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