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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「放射能はいらねえ! 仮装!! 変身!! クリスマス・デモンストレーション in くにたち」

「オレみたいに、どっかへいってたヤツが、帰ってこれるように、心をこめて歌います」
(忌野清志郎)

▼「放射能はいらねえ!仮装!! 変身!! クリスマスデモンストレーション in くにたち
~安心してクリスマスケーキを食いてぇ」
[日時] 2011年12月25日(日)
[場所] 東京・国立市 大学通り

[第1部] デモンストレーション
13:00 谷保第一公園(汽車ぽっぽ公園 集合 南武線谷保駅より徒歩3分
13:30 デモ出発
15:00 一橋大学西キャンパス正門付近 到着(流れ解散)
[第2部] デモンストレーション
18:00 一橋大学西キャンパス正門付近 集合 国立駅より徒歩10分
18:30 デモ出発
19:45 東さくら遊園 到着(流れ解散)

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【キヨシロー大募集】
 国立といえば、キヨシロー!放射能、たまらん坂!!初期のオーバーオール、中期の細身スーツ、後期のアクセサリーじゃらじゃら、いろんなキヨシローになりきって国立で原発はいらねぇと叫ぼう!
・サンタのお手伝いしてくれる方、数名募集!以下のメールアドレス、または当日スタッフまでお声をかけてください!(nonukekunitachi gmail.com)

▼「放射能はいらねえ! 仮装!! 変身!! クリスマス・デモンストレーション in くにたち」_d0017381_2395485.jpg
・実物大くらいの仮装マリア像を台車で運んでくれる方、募集! きっといいことがあるはず!

★仮装・扮装しなくても大歓迎です。お気軽に!
★準備スペースあります!
扮装準備および、お子様のオムツかえなどにご利用できます。
荷物を置かれる場合、主催側では責任が持てません。貴重品はご遠慮ください。
★前日もスペース解放!!
仮装準備、プラカードつくりなど、前日もかけこみ亭を解放いたします。

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 おそらく、このデモが今年、東京で最後のデモになると思う(自分にとっては今年35回目のデモ)。そして12月25日は、玄海原発4号機が定期検査のために停止する日であり、このくににある原発の90%が停止する日。ちなみに国立はこういうところ。

「国立市が「脱東電」 学校などの電力切り替え」
 「国立市は、市役所庁舎や公民館、市立小中学校など20カ所の電力供給元を東京電力から電力小売り事業者「エネット」(本社・港区)に切り替えた。東電福島第一原発事故を受け、市は9月、入札による電力供給業者の選定を決定。温室効果ガスの排出など環境負荷が一定の基準を下回る業者のみを対象とした一般競争入札を10月に実施し、東京ガスなどが出資するエネットが落札した。入札には4社が参加し、エネットの単価が最も安かった。エネットへの切り替えで、20施設の年間の電気料金は約150万円安くなる見込みだという。契約期間は11月から来年10月末まで」(産経新聞 2011年11月3日)

 国立で「愛し合っている」といえば、これもわすれてはいけない。いや、思い出さなくてはいけない。



「赤い疑惑」
 「主人公は大島幸子(山口百恵)17歳。大学の助教授を父に持つ。親戚にデザイナーの叔母さま・大島理恵(岸恵子)がいる。実は、その叔母こそが幸子の本当の母親であり、幸子は大島家の実の娘では無かった。パリに住む叔母が日本に来るという日、大学にいる父を空港に連れて行くために大学にやって来た幸子は、学内の爆発事故に巻き込まれて「放射線療法用コバルト60」からの放射線に大量被曝してしまう。その時、幸子を助けたのが、相良光夫(三浦友和)という医大生だった。しかし幸子は白血病になってしまい闘病生活を送ることになる。」

 見たことがない人も多いと思うので、自宅にあるレコードの音源をアップした。なぜこんなレコードを持っているかといえば、1999年に東海村で臨界事故が起きたときに思い出して、手に入れたからで、昭和40年代生まれの自分が、放射能のおそろしさと、それがもたらす悲劇を知ったのは、まさにこの番組だった。そう、「ただちに健康に影響がない」ことくらい百も承知で、この先に待ち受けている「過酷な運命」がおそろしいのだ。

 そして、クリスマスと放射能といえば、この映画。


▼映画「クリスマスツリー」(1968年)

(あらすじ)「十歳になるパスカルは、夏休みを父ローランとコルシカ島で過ごした。母はいなくても、パスカルには、父の恋人カトリーヌも、仲良しのおじさんベルダンもいたし、寂しいことはなかったが、父と二人のコルシカでのキャンプはまた格別だった。が、或る日、二人が釣りを楽しんでいた時、近くに核爆弾をつんだ飛行機が墜落した。その日から、パスカルは体の不調を訴えるようになった。パスカルは、放射能のため白血病に侵されていたのだった。医師は、ローランにパスカルの命はあと半年と宣告した。ローランは、あと半年をパスカルの思い通りに過ごさせてやろうと決心し、パスカルの欲しがるものはすべてあてがった。オモチャ、トラクター、そして狼までも。ローランと真相を知ったカトリーヌ、ベルダンは協力し、狼を欲しがったパスカルに、動物園から盗みだした狼を、あてがったのだった。夏が過ぎ、枯葉が散って、クリスマス・イブが、やってきた。美しいツリーが部屋にかざられ、プレゼントが山のように積まれた。静かなイブの夜が過ぎていくかに思われた。がパスカルへの最後の贈物を買うため外出したローランとカトリーヌが戻った時、ツリーの下でパスカルは永遠の眠りについていたのだった。」

 これも子どものころにテレビでみた。この映画で、こどもが放射能によわい、ということを知り、その後、何日も鉛のような重たい気持ちが続いた。いま、もう一度、みてみてみたいかといえば、もうみたくない。これから何年後に、こんな悲劇が現実に起きかねないということを考えると、とてもみれない。

「悲劇を悲劇として認識できないことほど悲劇的なことはない」(「脱原発メッセージ集」より)
by illcommonz | 2011-12-23 00:02
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