はじめに、ふた、ありき
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▼「原発再稼働で“影の司令塔”が前面に 仙谷氏に反発も」 「政府が関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働を目指す中、原発問題で“影の司令塔”を担う民主党の仙谷由人政調会長代行が前面に乗り出してきた。党執行部は再稼働容認の政府判断を尊重する方針だが、党内からの批判は鳴りやまない。ただでさえ党内を二分する原発問題に、仙谷氏の「復権」を狙うかのような言動への反発も加わり民主党は混迷の度合いを深めている。17日夕、国会内で開かれたエネルギープロジェクトチーム(PT、座長・大畠章宏元経済産業相)と原発事故収束対策PT(座長・荒井聡元国家戦略担当相)などの合同会議。約100人が集まる中、仙谷氏は批判の矢面に立たされた。「仙谷さんはどんな資格で閣僚会合に出席しているんだ。おかしい!」山田正彦元農水相が仙谷氏にこう迫ると仙谷氏は「前原誠司政調会長と話した上で行ってるんだ」と言い返し、険悪な雰囲気が漂った。会議では「政府はなぜそんなに再稼働を急ぐのか」などの批判も続出。仙谷氏は「再稼働というのは行政執行の問題だ」と説明したが、再稼働反対派が納得することはなかった。山田氏が言う閣僚会合とは、大飯原発再稼働の「容認」を決めた野田佳彦首相、藤村修官房長官、枝野幸男経産相、細野豪志原発事故担当相、斎藤勁官房副長官による関係閣僚会合を指す。4月3日から始まった会合はこれまで6回開かれ、議論を主導したのは、ほかならぬ仙谷氏だった。なぜ仙谷氏なのか-。民主党は与党になっても「右から左までの寄り合い所帯」という性格から抜け切っていない。再稼働への反発が根強いのもその表れで、首相は党内の反発を押さえ込む“剛腕”を必要としていた。そこで白羽の矢が立ったのが仙谷氏。仙谷氏自身も望むところだった。鳩山由紀夫政権で国家戦略担当相を務め、原発メーカー幹部らとベトナムに渡り原発技術の輸出を約束し、ベトナム政府要人とのパイプを構築。菅直人政権では官房副長官として東京電力福島第1原発事故の賠償スキームの策定を急いだ「実績」もある。仙谷氏は昨年秋ごろから枝野、細野両氏らと毎月数回、都内のホテルなどで原発再稼働の道筋をつけようと密会を重ねるようになる。大飯原発再稼働「容認」を決めた関係閣僚会合の前身だ。前原氏は17日の記者会見で原発再稼働について「党の考え方はこれまで政府にしっかり伝えてきた」と述べ、党で意見集約は行わない考えを示した。仙谷氏は合同会議終了後、周囲にこう漏らし、強気の姿勢をのぞかせた。「サイレントマジョリティーは発言しないからな!」(産経新聞 2012年4月17日) この男、どうやら「巨悪」に魂を売り渡したらしい。サイレントマジョリティはさておき、ラウドマイノリティはだまってないぞ。
by illcommonz
| 2012-04-19 02:09
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