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「大飯再稼働:野田首相「私の責任で」…福井県の要望クリア」
「政府は30日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を近く最終決定する方針を固めた。電力消費地や周辺自治体でつくる関西広域連合(連合長=井戸敏三・兵庫県知事)の同日の会合で、再稼働におおむね理解を得られたと判断。原発が立地する福井県、おおい町が求める条件をほぼ満たした。野田佳彦首相と関係3閣僚は来月初めにも会合を開き、決断する。首相と関係3閣僚は30日、首相官邸で会合を開いた。首相は、細野豪志原発事故担当相から同日の広域連合との会合について報告を受け、「関係自治体からは一定の理解は得られつつある。国民の負担増抑制などのため安全が確保された原発は再稼働させる必要がある。福井県とおおい町の判断が得られれば、私の責任で最終判断したい」と述べた。」(毎日新聞 2012年5月30日)
マスコミがいっせいに報じた消費税をめぐる目くらましの茶番劇の裏で、こっそりなにをやっているのだろか、と思えば、これだ。
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「大飯原発再稼働問題 野田首相「最終的に自らの責任で判断」」
「関西電力大飯原発3・4号機の再稼働へ向けた動きが、大詰めを迎えている。政府は30日夜、関係4大臣による会合を開き、関係自治体の一定の理解が得られつつあることを確認、野田首相は、原発が立地する福井県の理解を得たうえで、「最終的に自らの責任で判断を行いたい」と述べ、近く再稼働を最終決断する考えを明確にした。30日夜、関西電力大飯原発の再稼働をめぐる会合が、関係4閣僚が出席して行われた。
野田首相は「安全が確保された原発は、再起動させる必要があると思います。最終的には、総理大臣である私の責任で、判断を行いたいと思います」と述べた。政府は、立地する福井県などの同意が得られ次第、速やかに、大飯原発3・4号機の再稼働を決断する方針を固めた。」(2012年5月30日 FNNニュース)
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「大飯再稼働、福井に判断要請=首相「関係自治体、一定の理解」―近く最終決断・政府」
「政府は30日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け、野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚の会合を首相官邸で開催した。野田首相は再稼働について、関西広域連合などを念頭に「関係自治体の一定の理解は得られつつある」との認識を表明。さらに「社会全体の発展のため、原発は引き続き重要だ」として、地元の判断を促す姿勢を示した。枝野経産相も「福井県とおおい町の理解を得るべく全力を挙げる」と強調した。首相は、東京電力福島第1原発のような事故を繰り返さないために、安全対策が整っていると説明。「再稼働ありきではなく、あくまで安全性ありきだ」と安全面を重視する考えを改めて表明。その上で「福井県、おおい町の判断が得られれば、関係閣僚会合で議論し、最終的に私の責任で判断する」と述べ、地元の判断を受けて再稼働を最終決定することを示唆した。」(時事通信社 2012年5月30日)