はじめに、ふた、ありき
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【質問】「ギターマガジンの表紙の写真で、キース・リチャーズの左手・人差し指・第1関節が異様に膨らんでいました。元々なのでしょうか?ギターを弾くのに支障はないのでしょうか?」 【回答】「キースなら、問題なく弾くでしょう」(「Yahoo!知恵袋」より) 「アンディ・パートリッジ、関節炎だって。「あとちょっとで医者に行かなくちゃ。両手と肘の関節炎が悪化中、まだギター弾きたいんだけど」。可哀そう。アンディが関節炎でギターが弾けなくなってキース・リチャードにみたいになったら、僕らファンは困ると言うと、「彼の両手がああなったのはGチューニングで演奏していたのが大きな原因だと思う。あれだと指一本でバレ※やらなくちゃならない。(※バレ:人さし指を真っすぐに伸ばして複数の弦を押さえる)」(「洋楽歌詞和訳」より) 雨のふる日は関節炎がひどい。理由は、気圧の低下によって(1)副交感神経が優位になり、リンパ球が増えて炎症が起き、リンパ球から放出されるサイトカインが炎症を悪化させる (2)副交感神経が優位になり、痛みを感じやすくなる (3)副交感神経が優位になり、血管が収縮し血行が悪くなる...と諸説あるようだ。アンディ・パートリッジ(XTC)もキース・リチャード(ストーンズ)も、こんな雨の日はさぞかし指が痛むのだろうな...と同情する。自分の両手の関節炎は、ギターではなく、デモでの無理なドラミング(ヘッドのテンションをティンバレスのように高くし、リムショットを多用する)のせいと、管楽器のメンテナンス(この数週間に、テナーサックス、ソプラノサックス、トランペット、ユーフォニウム、メロフォン、ジャズホンを修理・改造・変造した)のせいで、要するに、関節炎の典型的な原因である「指の使いすぎ」である。小指をのぞく、両手の指がほぼ等しく痛い。特に薬指がひどくて、「ばね指=弾撥指」状態がずっと続いている。 デモでいつも一緒にドラムを叩いているT.D.C.のなかまも、親指が「ばね指」になったそうだ(ほかにもデモのたびにマメやアザをこしらえ、腰痛や腱鞘炎を抱えているなかまもいる)。さいわい「ばね指」は「不治の病い」ではなく、治療法も(1) リハビリ (2)ストロイド注射 (3)腱鞘切開と確立されているようなので、とりあえずいまは、消炎鎮痛剤とテーピングのリハビリ療法でしのいでいる。これから7月29日の国会大包囲デモまで、毎週、首相官邸前デモ、原発やめろデモ、NNMHデモなどが続く。それまでは、いくら注射をしても腱の切開をしても、どのみちまたデモでドラムを叩くのだから、あまり意味がない。カゼ薬を飲みながら水泳をするようなものだ。それにどう考えてみたところで、残りの人生で、プロのピアニストやヴァイオリニスト、外科医やF1ドライバーになることはないだろうから、気に病むほどのことはない。支障はあっても問題はない。仮にもし、アンディ・パートリッジやキース・リチャードみたい「持病」になったとしても、それはいま自分が、自分の信念にもとづいて、後で決して後悔しないようにやったこと=生きたことのあかしだ、とそう思えば、かえって誇らしく思える。しかもこれから雨が降るたびに、それを思い出すことができるのだから。とはいえ、晴れるのは、やはり、うれしい。 -------------------------------------------------------- (おまけ1 Google で複合検索をしていたら、「関節炎 楽器別楽譜」というのがひっかかってきた。そんな本があるのか、と思ってみたら、、、、なかった。 (おまけ2) いまどきの湿布には、臭いがすくないものや肌がかぶれにくいものなど、いろんなタイプのものがあるが、効き目だけで選ぶと、トクホンがいちばん効く(そして安い)。 (おまけ3) ▼「アンディのギター講座」
by illcommonz
| 2012-06-26 01:12
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