▼BBC制作「タハリール広場案内図」(2011年)
もし次の「首相官邸前抗議」で、昨晩のように、集まった人たちが、延々と「迂回」をさせられる(←これは警察がつくった導線のせい)のなら、いっそのこと、「タハリール広場」みたいに、迂回コースの途中にいろんなスポットをつくってみるのもありなのかなと思った。もちろんスポットをつくるのは、主催者ではなく、参加者ひとりひとり(←ここが大事)。「
ファミリーブロック」や「
ドラムサークル」はすでにあるので、それ以外に、たとえば、「アンプラグド・
スピーカーズ・コーナー」とか「IWJのストリート・シアター」(IWJの中継をパブリック・ヴューイングできるところ)とか。ともあれ、現状のように官邸前の最前列が、あまり「中心」的な場になりすぎると、そこをねらいうちされたりするというのもあるが、もともと「中心のない/中心をつくらないムーヴメント」なので、抗議の場にも中心をもうけず、最前列を脱中心化する、複数のいろんなスポットがあちこちにあるのがいいような気がしてる。あくまで120分間だけの、できるだけシンプルで、なるべくミニマルで、交通の支障にならない、ちいさな、たくさんのスポットが。