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前原氏「活動家の代弁、懸念」
「民主党の前原誠司政調会長は7日の記者会見で、野田佳彦首相が脱原発を訴える市民団体代表者との面会を調整していることについて、「多くの方々が(首相官邸前のデモに)集まっている中で、会う人が本当に皆の代弁者たり得るのか、若干懸念している。一活動家が全てを代弁することのないようお願いしたい」と述べた。」(2012年8月7日 時事通信社)
エジプト革命のころから思ってたが、この男のすっとこどっこいぶりは天下一品だと思う。いつもおかしなタイミングで、知ったかぶりのことを平気で口にする。昔はどうだったか知らないが、いまは「活動家」くらい、自分が誰かのことを代弁してしまわないように気を遣っている者はいないし、こと「代弁」ということに関しては、おそろしく「神経質」だといってもよい。前原はこんなウルトラ・ピントはずれな懸念をしてみせる前にまず、原発について「一政治家が全てを代弁することはできない」ということを野田に進言すべきだろう。