もうオレたちは心の底から笑えない。
放射能ばらまいた国で、
逃げるのか、残るのか、
そのキャベツ買うのか、
そこらじゅうで引き裂かれてる。
(ジェロニモレーベル)
「あの日」から、ぼくたちの間には、いくつもの「分断線」が引かれている。その分断線は、誰が引いたのか。ぼくたちが自分の手で引いたのだ。その、いったん引かれた分断線は、二度と消えることがないのだろうか。分断線を越えること、分断線を消すことは不可能なのだろうか。自分が引いた分断線から、ぼくたちは出ることができないのだろうか。ぼくたちはばらばらだ。ばらばらにされてしまった。放っておくなら、もっとばらばらになるだろう。ぼくはごめんだ。やつらが引いた分断線なんか知るか。ぼくたちが自分で書いた分断線は、ぼくたちが自分で消すしかないんだ。」(高橋源一郎)
「いたるところに、ブービートラップのような分断線のワナがはりめぐされている。それが自分でひいた線ならともかくも、やつらがひいた分断線に、手足をからめとられたり、縛られたりするのだけはごめんだ。もしその線が消せないものなのだとしたら、せめてそれを混線させてやろう、ひっちゃかめっちゃかに、もつれさせてやろう。」(イルコモンズ)
The People United Will Never Be Divided
ひとたび、ひとびとがつながれば、もう、ひきさかれることはない。