![]() はじめに、ふた、ありき
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▼2PAC・スタイル(feat.悪霊) 国会議事前 「仕切り歩道に人がはみ出したからと過剰に大騒ぎする警官は、どう見てもドラム隊に嫉妬してるようにしか映りませんでした。舗道にはみ出たからってそこも舗道なんだし、誰にも迷惑かかってないでしょうに!とまわりの女性陣も口々に言ってました。ドラム隊のパワーは全開です。また今回もちょっと違ったリズムで、今日はブラジル風からアフリカン?なテイストに。」(Debihari 2012年8月31日) 「7月1日に大飯原発の敷地で2日間ぶっ通しで反対行動をしていた人たちの様子をUstreamで見てて思ったんすけど、もう日本の反原発に関して言えば、いちアーティストが反原発曲を歌う、歌わないっていうレベルじゃねーなって。みんなが「原発反対」っていうメッセージだけで、もうグルーヴを作り出しちゃってるってのが、結構すげぇことだなと思って、びっくりしましたね。大飯原発の抗議行動の太鼓と声とダンスをレイヴっぽいとかいう批判もあったんすけど、あれはすごい原始的なレベル・ミュージックだなっていうのをすごい思って。それは東京のサウンドデモとかでも感じますね。」(悪霊「俺に言わせりゃ、メシ喰って糞してラップして反原発だ」より抜粋) ▼ラバダブ・フリースタイル(feat.火炎瓶テツ) 経済産業省前 「④最後のドラム隊をバックにしたラバダブ・フリースタイルは「このまま何もやらずには収まらんだろうな」と思い必要に迫られて始めたら途中からノリノリになっていた(笑)。結構、ウケたみたいで良かった!唄って、笑って、怒る!「怒る」だけじゃ心がもたない。また、やります!(終)」(火炎瓶テツ@tetsu_molotov 2012年8月31日のツイートより) .................................. 「怒りのドラムデモ」は、毎回、同じリズム・パターンしかやらないし、やらないことにしている。リズムを変えてしまうと、せっかくドラムを持って新しく加わってきた人たちが「リズムの迷子」になってしまうからだ。怒りのドラムデモは、バンドやオーケストラではなく、抗議のための「動くドラムサークル」なので、それでよいし、そうでなくてはならない。むしろ変化は、新しくエントリーしてきた人たちが持ち込んできてくれるコールやダンス、チャントやリフなどによってもたらされ、それに対するレスポンスを通じてシェアされる。そのためにもサークルはつねにオープン・エンドで、フリー・エントリーでなければならない。つまり、いつ・どこからでも誰でも自由に出入りできるものでなければならない。だから、まちがってもそれが鉄柵などで囲まれることはあってはならない。昨晩の官邸前抗議では、悪霊くんが2PACから拝借したコールを持ちこみ、火炎瓶テツがトースティング・コールを持ちこんだ。その結果、この時・この場でしか鳴り響かない「チェインジング・セイム=変わり続ける変わらないもの」がうまれた。毎回まったく同じことのくりかえしでは心が持たない。この抗議を長くゆるやかで持続可能なものにするため、怒りのドラムデモが「エヴァー・チェインジング・セイム=いつまでも変わり続ける変わらないもの」であり続けることを願っている。 [参考] ▼2PAC feat.タレント「チェインジズ」 http://www.youtube.com/watch?v=eXvBjCO19QY&feature=relmfu ▼レゲエのラバダブってどーゆー意味ですか? http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412248759 ▼トースティング http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0 [関連] ▼「チェインジング・セイム」 http://illcomm.exblog.jp/16704534/ ▼「われら不一致ゆえに連結する」 http://illcomm.exblog.jp/16698984/ ![]() ▼怒りのドラムデモ@drumsofprotest ・只今4番出口付近 pic.twitter.com/UCvSMtQw ・財務省上交差点に向かいます ・財務省交差点通過、文科省に向かっております。 ・文部科学省前到着。ふくしま集団疎開裁判の方も抗議をされています。小休止。 ・文科省前で抗議中。再稼働反対! pic.twitter.com/DvlyPxKc ・文科省前にて、「福島の子どもは みんなの子ども」!ふくしま集団疎開裁判の方と一緒に抗議をしています。 ・文科省向かいの広場で小休止。休憩終わったら経済産業省前に向かいます。 ・経済産業省前に到着。抗議中!! pic.twitter.com/y59aezDw ・経済産業省テント前。 ・環境省に向かってます。 ・環境省前。 pic.twitter.com/yfIOaAid ・環境省前から国会前交差点に向かいます。 ・国会前交差点付近、いつもの凹み部分に到着。 (怒りのドラムデモ 2012年8月31日のツイート) [追記] ▼「脱原発デモ、目立つ"プロ"…「幻滅」の先にあるもの」 「8月7日付の本紙文化面(東京本社発行版)に、「国会デモに集う静かな人々」という記事を載せた。何かと話題の「脱原発デモ」の現場で、労組系の"プロ"に交じって帰宅途中のサラリーマン、主婦といった従来のデモでは見られなかった人々が参加しているという内容だ。執筆したのは先輩の編集委員で、自身のフェイスブックに脱原発デモの写真を載せているのに私が気づき、「実際に見たのなら」と原稿を依頼した。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をきっかけに生まれた記事でもあり、この点、SNSで人が集まる現代のデモと偶然シンクロしたのが面白い。あまり人任せではいけないので、私も記事掲載前にデモの現場に行ってみた。そこで感じたことを端的に表現すれば、「幻滅」という言葉になる。私が幻滅したという意味ではなく、放射能漏れに恐れを抱き、子供のために原発がない社会をと願ってデモに参加した普通の人々が、デモという行為に「幻滅」してしまうのでは、という意味だ。私が見聞したのはデモの一断面にすぎない。しかし、国会前に大勢が集まって「原発、反対」と唱えるパフォーマンスにどんな意味があるのか、そうした「無力感」を分かりやすく体験する場になってはいないか。そう感じた。それと表裏一体だが、シュプレヒコールなどでやたら元気な"プロ"が目立ち、彼らとともに脱原発の意思を示すことに、多くの人が違和感を抱いてしまうのではないか。ではなぜデモについての記事を載せたのかと問われれば、「是非」を問う前に「光景」として記事に残すべきだと思ったから、と答える。SNSなどのきっかけはともあれ、デモに参加したことなどなかったような人々が、国会前に足を運んで意思表示した。だが足を運んだ場所に幻滅しかなかったとしたら、これらの人々は次にどこに進めばいいのだろう。模範解答はある。政治家を選ぶ投票行動だ。解散総選挙も「近いうち」だし…。受け皿にと手を挙げる政党は今度の選挙でたくさん現れるだろう。ただ、既成のシュプレヒコールに合わせるような違和感なしに、あの場にいた人々が票を委ねる先があるだろうか。人々を導くハーメルンの笛吹きが現れるのかもしれない。だが、個人的には「幻滅の先にあるもの」が見通せない。SNSというメディアが持つ影響力の行方とともに、その先を注視したい。(文化部次長 鵜野光博)」(産経新聞 2012年8月31日) 産経新聞のこの文化部次長が、デモの現場で見聞きしたのは、いったい、どの一断面だったのだろう?もし、この文化部次長が、金曜の夜の霞ヶ関に集う「決して静かではない人びと」がつくりだす「光景」を目にし、その声を聞いていたなら、少なくとも「無力感」や「違和感」や「幻滅」などという、ネガティヴ・ワード満載の記事にはならなかっただろう。たしかにデモだけで社会は変わらないが、デモは社会の「光景」を変える。目の前の光景が変われば、その先にある社会の見方も変わる。変わらないと思っていたはずの社会の見方が変わる。そして社会を変えようとする人びとがいるということをリアルに知る。それは幻想にすぎない、という者もいるだろうが、そもそもデモは、想いを同じくする者たちの共同体を想像させるメディアでもあって、それは決して産経新聞のように幻滅を強要するメディアではない。
by illcommonz
| 2012-09-01 22:54
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