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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼イルコモンズ客員講義「社会と表現」(千原航「2012年度「現実」ゼミ)
▼イルコモンズ客員講義「社会と表現」(千原航「2012年度「現実」ゼミ)_d0017381_17485877.jpg
 「3.11以後、世界は大きく変わり、「いま、アートに何ができるか?」ということが盛んに問われた。これはアートと社会・政治との失われた関係を問い直すものだったはずである。これまで日本のアートが、社会や政治に対して自ら引いてきた「分断線」のなかで「ひきこもり」や「おたく」になることなく、その分断線を超えて、ストリートに出てゆく決断が求められていたはずである。「アーティヴィズム・ナウ!=いまこそ、アーティヴィズムを!」と題した、この記事が3.11以後の日本のアートのシーンを変えるきっかけになることを私たちは願っていたのだが、その後の日本のアート・シーンはどうだったのだろう?」(イルコモンズ+成田圭祐「アーティヴィズム・ナウ!」より無断転載および改訂)

 「危機に瀕した社会や人びとを前に「アートに何ができるのか?」と問うこと、それは真摯で気高く、尊いことだが、そのうつくしい問いに比べ、その答えは宿命的にまずしい。アートにできることは何かといえば、アートであり、アートでしかない。そのアートに何ができるかといえば、「わからない」というのがその答えだろう。だが、そこが出発点であり、何ができるか「わからない」ことに耐え、何の保障も目算もないまま、それでもなお「何か」を求めて果敢に挑んでいく姿勢こそアートである。権力や政治を相手にたたかうアクティヴィストたちがアートを武器に選びとる理由もそこにある。彼/女たちは、ストリートという戦場で、アートの中に眠るポテンシャルを最大限にひきだし、社会に介入し、世界を変えようとする。アーティヴィズムのなかで見出され、鍛えられ、社会に解き放たれた「野生のアート」は決して無力ではない、ですだよ。」(イルコモンズ「アーティヴィストよ一歩前に、アーティストは後からついてこい」より無断転載および改訂)

▼イルコモンズ客員講義「社会と表現」(千原航「2012年度「現実」ゼミ)_d0017381_17492522.jpg
 「社会を方向づけられないアートは、それゆえ社会の核心にある問題を洞察することもできず、結局、資本の問題にインパクトを与えられない。そのようなものはアートではない」(ヨーゼフ・ボイス)

▼千原航「2012年度「現実」ゼミ 第3回ゲスト講義【社会と表現】」
[日時] 2012年11月6日(火)18:00-21:10
[場所] 東京・多摩美術大学造形表現学部デザイン学科B1F CR2(コンピュータールーム2
[講師] 18:00~19:30 加島卓(メディア論、社会学、広告史・デザイン史研究)
19:40~21:10 小田マサノリ(イルコモンズ)

[内容] 「第一回ゲスト講義「個人/小規模印刷出版文化史」では印刷物~ WEBにつながる多種多様な同人コミュニティ文化を勉強しました。第二回ゲスト講義「パーソナル・ファブリケーションの勉強」では これからの広義のものづくり、新しい技術と意識、現代のプレゼン法、スモール/ニッチビジネスの勉強をしました。第三回ゲスト講義「社会と個人」では、個人の意思を表現する際に起こる根源的な部分を考えます。個人の意思を他者に伝達しようとする時に何が起こるのか?何が伝わり、何が伝わらず、どんな工夫をして伝達すればよいのか?伝えたい相手は?その範囲は?過去(昭和)の平和運動、現代(平成)の社会運動にまつわるデザインや視覚伝達の試行錯誤を勉強しながら、社会と個人、意思と表現のバランスを考えます。

 「行動なき表現はアートの廃墟である」(イルコモンズ)
by illcommonz | 2012-11-05 17:52
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