
今年度の
「文化人類学解放講座」は、履修登録者数が760名で、前期・後期あわせると、1,400点くらいの答案がある。問題は毎年同じ、前期も後期も同じで、こういう
問題である。
「講義で、見たり聞いたりした資料や映像をもとに、自分で回答できる問題を自分で考えて自分でつくり、その問題に自分で答えを出して、それを自分で評価して下さい(ただし、評価はABCや点数でつけないこと)。」
問題は同じだが、生徒たちが自分でつくる問題はそれぞれちがうので、答えもひとつづつちがう。だれも答えを知らない問題もあるし、だれも答えをだせない問題もある。採点するのは骨がおれるが、同じ問題と同じ答えの答案を機械的・事務的に採点するよりはずっといい。
これが終わると、春やすみである。もうすぐ、春やすみである。あともうちょっとで、春やすみである。