
はい、また、おあいしましたね。
さて、いかがでしたか、ザ・コーポレーション。
ディズニーちゃん、ナイキくん、GAPさん。
私たちが、ふだん、なにげなくつきあってる
グローバル企業という名の法人さんが、
実は世にも非情なサイコパスであることが
だんだん、だんだん、だんだん、だんだん、
わかってくきて、ついに、パーフェクトな
人格破綻者だということがときあかされる....
ホラーですね、サイコですね、サスペンスですね。こわいですねぇ、おそろしいですねぇ。
それから、ご覧になりましたか、ターミネーター・シード。一度発芽したら自滅するように
つくられた種子、まぁ、なんて、ひどいことするんでしょう。悪魔の発明ですねぇ、
こわいですねぇ、いやらしいですねぇ。でも、みなさん、この映画のなかのお話は全部、
いま、現実に起こってることなんですよ。まぁ、こわい。
そうそう、チョムスキー、でてましたね。いいこといってましたねぇ。
それから、マイケル・ムーア、この人は本当にうまい役者さんですね。
それと忘れていけないのが、ヴァンダナ・シヴァ、この人の笑顔とことばが、
この映画が描きだす狂った世界に、明るい希望の種子を与えてましたね。
はい、でも、もう時間になりました。では、また次週まで、
さよなら、さ・よ・な・ら、さ、よ、な、ら。

「ザ・コーポレーション」(原題 The Corporation)
2005年12月 UPLINKX/FACTORY で新春ロードショー*
http://www.uplink.co.jp/corporation/
*これは映画の宣伝でも広告でもなく自発的な支援の書きこみです。