はじめに、ふた、ありき
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「君はどんな本をつくりたいか、まだ、ぼくは知らないが、ひとつ約束してほしいことがある。それは、もう二度とこんな恐ろしい戦争をしないような世の中にしていくためのものを作りたいということだ。戦争は恐ろしい、なんでもない人たちを巻きこんで、末は死までに追い込んでしまう。戦争を反対しなくてはいけない。君はそのことがわかるか...君も知ってのとおり、国は軍事色一色になり、誰もかれもが、なだれをうって戦争に突っ込んでいったのは、ひとりひとりが、自分の暮しを大切にしなかったからだと思う。」(花森安治) 「花森君があれだけのことができたのは、もちろん花森君が立派だったからにはちがいありませんが、やはりあなたの協力があったからこそだと思います。こんなことを私が言うのは筋違いであり、おかしなことかも知れませんが、花森君が力いっぱい生きることができ、あのようなすばらしい業績を残したことについての、あなたのお力に対し、あつく御礼を申し上げます。あなたも暮しの手帖も、これからあと大変だと思いますが、あなたは充分これからあとを立派にやっていかれるお力をお持ちです。花森君がなくなってもう、一ヶ月以上すぎてしましました。私にとっても、とても悲しいことです」(田宮虎彦) 「私は今、八十九歳です。ここまで一気に私の子ども時代、暮しの手帖をはじめて花森さんが亡くなるまでのことを振り返って、書いてきましたが、やはり、これ以上の話を書き続けることに少し疲れを感じます。少しお休みをして、できれば花森さん亡きあとの私のことも書きたいと思っています。聞いていただきたいお話がけっこうあります。それではまた近いうちにお会いしたく存じます。ありがとうございました」(大橋鎮子) ▼「訃報:「暮しの手帖」創刊、大橋鎮子さん死去」 「戦後間もなく花森安治らと共に雑誌「暮しの手帖」を創刊した、「暮しの手帖社」社主の大橋鎮子(おおはし・しずこ)さんが3月23日、肺炎のため東京都内の自宅で死去した。93歳。葬儀は近親者で営んだ。同社主催で後日お別れの会を行う。喪主は妹の横山晴子(よこやま・はるこ)さん。46年、女性の新しいファッションを提案したいと「衣裳研究所」を設立。48年、テーマを衣食住に広げた雑誌「美しい暮しの手帖」(後の「暮しの手帖」)を創刊し、社名も変更した。社長兼編集者として、花森編集長と名物企画「商品テスト」などを実施した。企業広告を載せず、消費者の側に立った内容で支持を集めた。56年菊池寛賞(花森と同誌編集部として)。著書に「すてきなあなたに」など。」(毎日新聞2013年4月1日) 生前、「暮しの手帖」展の会場で一度だけお見かけしたことがある。イラク戦争の時に自分が書いた文章を「編集者の手帖」でとりあげていただいたので、そのお礼を述べたかったのだが、なんとなく声をかけそびれて、云えずじまいになってしまった。それもふくめて、ありがとうございました。「暮しの手帖」を、ありがとうございました。 --------------------------------- ▼ぼくらは「暮しの手帖」に「たたかえ」とはいわない http://illcomm.exblog.jp/15116493
by illcommonz
| 2013-04-02 02:30
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