はじめに、ふた、ありき
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▼CRASS「おまえはすでに死んでいる」(1984年) ▼「サッチャー氏死去:哀悼も批判も…分かれる英国世論」 「マーガレット・サッチャー元首相の死去(8日)について、英テレビなどは特別番組に切り替え各界からの哀悼の声を伝えた。一方、インターネットなどでは、「最良のニュースだ」といった意見も相次ぎ、業績への評価が極端に分かれるサッチャー氏らしい最後となった。BBC放送はサッチャー氏死去のニュースが飛び込んだ直後から、この関連ニュースを継続して報道。キャメロン英首相やオバマ米大統領ら内外からの哀悼の声を報じた。また、元首相のかつての側近や元首相を取材したジャーナリストなどが、強力なリーダーシップで英国経済を衰退の危機から救い、国際社会での英国の地位を押し上げたと、その業績を評価した。一方、インターネット上には、サッチャー氏死去を歓迎するページが設置され8日夕方までに約20万人がアクセスした。ある労働組合員がツイッターでパブでの祝賀パーティーへの参加を呼びかけたほか、元炭鉱労働者はフェイスブックに「人生で最良の日だ」と書き込んだ。また、テレビの中継でも、涙を浮かべながら悲しむお年寄りの女性が紹介された後、「サッチャーが私の街をぶちこわした。私は彼女の死を歓迎する」と答える男性が登場するなど意見は二分した。良かれあしかれ、英国でこれほど国民に愛され、これほど国民に憎まれた指導者は少ない。」(毎日新聞 2013年4月9日) 「そもそも社会などというものは存在しない」(マーガレット・サッチャー) 社会的なもの(民主主義や福祉)よりも利益中心の市場経済を優先した功罪は鉄のように重たい。新自由主義の母、眠れ。 ▼「軍が参加、国葬級に」 「英首相官邸は8日、サッチャー元英首相の葬儀について、国葬にはしないが、軍が参加するなど国葬並みの扱いにすると発表した。英メディアによると、国葬は原則として国王に限られ、1965年に例外としてチャーチル元首相の葬儀が国葬で行われたことがあるが、首相官邸は「葬儀の方法はサッチャー氏の遺族の希望に沿って行う」とし、国葬にはしない方針。葬儀はロンドン名所のセントポール大聖堂で行われ、大規模な式典になるとみられる。」(共同通信 2013年4月8日) 「さて、わたしたちは、いかにして彼女への敬意を示すべきだろう。それは彼女の葬儀を民営化することだ。競争入札にかけて、いちばん安い値をつけた者にまかせよう。それこそが、彼女が望んだことだったはずだ。」(ケン・ローチ 2013年4月8日) ▼「ミュージシャンの批判対象にも」 「経済の自由化に取り組んだ一方で貧富の格差の拡大を招き、さらにはフォークランド諸島を巡りアルゼンチンと戦火を交えたサッチャー元首相は、1980年代、若者たちの不満を代弁するイギリスの数々のミュージシャンの批判の対象となりました。このうちバラード曲「シー」のヒットなどで知られるエルヴィス・コステロさんは、1983年に発表した「シップビルディング」という曲で、軍艦を作る造船所の町の悲哀を通してフォークランド紛争への抗議の意思を示しました。またポール・ウェラーさん率いるザ・スタイル・カウンシルは、1984年のヒット曲「シャウト・トゥ・ザ・トップ」で、「底辺に落ちてあえいでいるときは、いちばん偉いやつに叫べ」と歌っています。ウェラーさんは、自身のホームページに掲載されたインタビュー記事の中で、「当時、労働組合は弱体化させられ、炭鉱作業員のストが相次ぎ、失業者があふれた。サッチャーは暴君、独裁者だった」と述べています。また、ザ・スミスの元ボーカリストでソロ活動を続けているモリッシ-さんは、1988年に発表した「マーガレット・オン・ザ・ギロチン」という曲の中で、「マーガレットをギロチンにかけろ」とサッチャー元首相を激しく批判しています。モリッシ-さんは、サッチャー元首相の死去を受けて「サッチャー氏のせいで、次に女性が首相になることはないだろう。彼女は道を開いたのではなく、閉ざしたのだ。サッチャー氏は、人間性のかけらもない恐怖そのものだった」と極めて辛辣なコメントを発表しました。」(NHKニュース 2013年4月9日) -------------------------------- (関連) 「サッチャー政権の経済政策は「規制緩和」と「民営化」による「大きな政府」から「小さな政府」への転換が核心である。それまでロンドンのシティが牛耳っていた金融部門も規制緩和によって外国資本の参入を認めた。いわゆるビッグバン政策であるが、この政策により市場を外国資本に奪われ、国内企業が競争に敗れるという結果を招いた。そのためウィンブルドン現象とも言われる事態が発生した。雇用面においては、賃金が下がり、失業率も上がり、国民の中に大きな批判が起こった。イギリス沈没を救ったサッチャーだったが、伝統的な福祉政策が犠牲になり貧富の差が激しくなった点と、人頭税導入において国民の不満が爆発し、サッチャー政権は終わりを迎えた。」 「アベノミクス」の末路。 ▼「世耕官房副長官「安倍首相は自分に重ねていると感じている」 「世耕弘成官房副長官は8日夜、サッチャー元英首相が死去したことについて「尊敬する政治家であり、心からご冥福をお祈りしたい」と述べた。首相官邸で記者団に述べた。また「サッチャー元英首相は保守政治家でイギリスを長い経済の停滞から立ち直らせた政治リーダーだ。安倍晋三首相は自分に重ねていると感じている」と語り、「話を聞いたりするチャンスがなくなり非常に残念に思っているだろう」と述べた。」(産経新聞 2013年4月8日) ▼「サッチャー氏死去で「パーティー」=警官と衝突、6人負傷―英」 「急進的な改革を断行し、「弱者切り捨て」と批判も多いサッチャー元英首相が8日死去したことを受け、国内各地で元首相を批判する人たちによる「祝賀パーティー」が開かれた。AFP通信が9日伝えたところでは、一部は治安部隊と衝突、警官6人が負傷した。衝突が起きたのは南西部ブリストル。約200人が街頭に集まりパーティーをしていたところ、当局から解散するよう求められ反発、瓶や缶を警官に向かって投げ付けた。警官の1人は重傷。暴力的な反秩序行動の疑いで1人が拘束された。」(時事通信社 2013年4月9日)
by illcommonz
| 2013-04-09 14:06
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