はじめに、ふた、ありき
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▼「4.16 大飯原発をただちに停止せよ!関電東京支社前抗議」 大飯原発運転差し止め仮処分裁判の判決の日に、関西電力東京支社前で大抗議を行います。 [日時] 2013年4月16日18:00-20:00 [場所] 東京・日比谷 関西電力東京支社前 (都営三田線内幸町A6:日比谷公園向かい富国生命ビル) [呼びかけ] 首都圏反原発連合 [協力] 原子力規制を監視する市民の会 「4月16日(火) 大飯原発3・4号運転差し止め仮処分裁判の判決が出ることが決定し、大飯原発3・4号機の安全性判断が司法によって初めてなされます。昨年国は安全性を置き去りにし4閣僚の政治判断だけで再稼働を強行しました。原子力規制委員会は、大飯原発の運転を継続させたまま活断層を評価せず結論を先延ばしし、運転停止「原発ゼロ」を何としても回避しようとしています。また、7月の新規制(安全)基準の大飯原発への適用は除外し、大飯原発のみ例外扱いにすることで9月の定期検査まで運転を容認することとしました。そもそも田中委員長は1月23日「基準を満たしていない場合は運転を止めていただく。」と発言したにもかかわらず、運転容認の明確な理由すら説明していないことから大飯原発の運転になんら合理的な理由はありません。「政治とのけじめをつける」「政策的な判断は一切しない」と述べていた初心を忘れ政治に翻弄される体たらくぶりです。 関西電力は大飯の運転を継続し今夏需給見通はの3%予備率で問題ないとしていますが、その大飯3・4号機の出力は236万kw(全体の9%)に過ぎません。10年以上計画を先延ばししている和歌山液化天然ガス火力発電所の建設を前倒し実施すれば一気に需給は解決します。解決する道筋を理解しながら企業努力をしようとせず、自らの私利のためだけに危険な原発に頼り、国民を危険にしておきながら原発の費用を電気料金に上乗せしています。 裁判の最大の焦点は活断層3連動時に、原子炉を止めるための制御棒が2.2秒以内に挿入できるかにあります。すなわち、2.2秒を超えると安全を確保できないということになります。関西電力は「地震の時は2.2秒を守らなくてよい」と暴論をはくまで追いつめられています。国はいままで3連動の場合の制御棒挿入問題をストレステスト対象外にするなど重要な問題を避けてきました。判決で「2.2秒を超える」ことが認められれば「実質勝訴」となります。いままで政治的な判断だけでまったく安全性が確保されていない大飯原発の稼働に対し、より明確に司法判断が下り、その根拠が明らかとなります。 今回の仮処分裁判で「実質勝利」以上の結果であっても関西電力は対抗手段をとることは明白です。司法の判断にとどまらず、今まで自らの利益しか考えず安全をないがしろにし、国民の命を危険にさらし続けている電力会社を私たちはとうてい許すわけにいきません。保身とご都合主義で運転を継続させている大飯原発を即刻止めさせるべく私たち首都圏反原発連合は緊急抗議をします。 ※13:45~15:00には原子力規制を監視する市民の会主催による抗議も予定されています。[昼の部] 2013年4月16日(火) 13:45-15:00 [呼びかけ] 原子力規制を監視する市民の会 [協力] 首都圏反原発連合 --------------------------------- ▼怒りのドラムデモ @drumsofprotest 「本日予定されている首都圏反原発連合主催の関西電力東京支社前抗議において、二時間に及ぶ抗議のため近隣の方への配慮を考え、参加者の方へお願いです。ドラムを思い切り叩かない、参加者の声を消さない工夫をお願い致します。私達には声がある、目がある、できる全てをぶつけましよう。再稼働反対!!」 --------------------------------- [追記] ▼「大飯原発の運転差し止め却下 大阪地裁」 「国内で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、大阪地裁の小野憲一裁判長は16日午後、関電を相手取り運転差し止めを求めていた地元住民らの仮処分申し立てを却下した。運転差し止めを求めていたのは近畿6府県と福井、岐阜両県の262人。住民側は(1)大飯原発に面する若狭湾の海底にある二つの活断層と、原発の東側にある「熊川断層」の三つが連動して大地震が起きる可能性がある(2)3連動の地震が発生した場合、揺れによって原子炉への制御棒の挿入が遅れる(3)原発が安全に停止せずに重大事故が起こり、周辺住民が放射性物質による被害を受ける――などと主張していた。これに対して、関電側は「海底にある二つの断層と熊川断層の地質は異なっており、3連動地震は起きない」と反論。仮に起きたとしても制御棒は一定の時間内に原子炉に挿入でき、原子炉を安全に止めることができると主張していた。」(2013年4月16日 朝日新聞) ▼Kazumasa Kawaguchi@kazsoul 「大飯原発再稼働差止訴訟、不当判決。記者会見。「途中から新しく赴任した裁判官は、当初、制御棒の挿入時間を(「2.2秒」ではなく)『22秒問題』と言っていた」って…。呆然…」(2013年4月16日のツイート)
by illcommonz
| 2013-04-15 18:53
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