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「もんじゅ再開準備中止に=規制委が決定、点検漏れ問題」
「日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の機器1万点近くで点検時期の超過が見つかった問題で、原子力規制委員会は29日、原子力機構に対し、運転再開に向けた準備作業を当面進めないよう命令することを正式に決定した。原子炉等規制法に基づく措置で、再発防止や安全管理の徹底を求める。命令により、もんじゅは再発防止策が徹底されたと規制委が判断するまで、運転再開の準備ができなくなる。文部科学省に対しても原子力機構の指導、監督を要請する。規制委はまた、もんじゅ敷地内の亀裂(破砕帯)の現地調査を6月中にも行うことを明らかにした。もんじゅは原子炉建屋直下に活断層の存在が指摘されている上、7月に施行される新規制基準に適合させる必要もあるため、再開の見通しが立たない状況だ。」(2013年5月29日 時事通信)
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「もんじゅ:原子力規制委が運転禁止命令」
「高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の点検漏れで、原子力規制委員会は30日、再発防止に向けた安全管理体制が整ったと確認できるまで運転再開の準備をしないよう日本原子力研究開発機構に文書で命じた。事実上の運転禁止命令。命令では、再発防止に向け人材や設備、予算を適切に配分すること、機器の点検状況を正確に管理できるシステムづくり、安全を最優先させる組織改革を求める。原子力機構は昨年11月、約1万点の機器が点検時期を超過していたことを公表。その後も規制委の検査で新たな点検漏れが見つかるなど、安全への認識の低さを露呈していた。」(毎日新聞 2013年05月30日)
「直接行動運動が直面している最大の問題は、自分たちが勝利したときに何を行うべきか分からないことである。奇妙なことを述べているように思われるかも知れないが、私たちの多くは勝利したと感じていないのである」(デヴィッド・グレーバー)

▼「文殊の夜」(2011年6月24日)
http://illcomm.exblog.jp/13865610/
あの「文殊の夜」のことを思い出すと、よろこばずにはいられない。いや、よろこばないでいる理由がない。こういうときはわざと、いちいち、おおげさに、これみよがしに、大よろこびしてみせたほうがいい。おおげさに、デモでよろこびをデモンストレーションしてみせたほうがいい。これは変化のきざし、勝機のあかし、天は我(ら)にあり、この流れはもうとまらない、このままいくと、わたしたちが勝ってしまいそうだ、なんかいけそうな気がしてきた、と、調子にのって、勢いづいてみせたほうがいい。
「リズムだ、リズムだ、調子にのるぞ」(ECD)