
イルコモンズがいまデザインしてるのは、
アフリカの言語の語彙集の本なので、
BGMに「ナショナル・グラフィック」が
満を持して遂に開始したこのサイトで、
アフリカの生音を聞きながら、
手をもぞもぞ動かしてます。
↓
「ワイルドカム・アフリカ」
しかし、いつかはこういうことが可能になるのだろうなと思ってましたが、まさか
こんなにも早く実現してしまうとは思いもしませんでした。でも、たのむから、
こういうのは動物の生活だけにとどめておいてくれと、そう願いたいのですが、
ヴィリリオによると、悪い予測は常に現実化するらしいので、んんんん。。。。
『闇の奥』を書いたコンラッドが、もしこれ見たら、たぶん筆を叩き折ったはず。
なぜなら徹底的に増感されて、おしひろげられたこの闇は、奥ゆきをなくした
スパーフラットな闇で、そこにはもう奥などなく、せいぜい、こののっぺりした
闇の上で展開される物語といったら、「白いものがそこを通り過ぎるのを見た」
とか「黒い影がそこに映りこんできたのをを見た」とかいう安物のオカルト寸劇か、
一瞬のスペクタクル・ホラーくらいのもので、想像よりも視覚が優越するこの
つるっとした闇のうえで、コンラッドが筆をふるって書く物語などひとつもない
はずだ。グローバリズムはこんなふうにして、地球の上から闇をひとつづつ
かき消してって、くらやみに対する人間の文学的想像力をそぎおとしてゆくの
だろうなと思うと、、、またしても、んんん。。。。と、んんん。。。。はつづくが、
んんん。。。。。と、ことばをなくしたところから、批評ははじまるのであって、
そのときがくるまで、さしあたりいまは、、、んんん。。。。と、ことばをなくす
がままにしておいて、アフリカから届いている蟲と蛙の声に、ぢぃぃぃぃっと
耳をすませてみる。そっちはにぎやかでいいねぇ>"ピートの沼"の動物たち