
これからそれほど遠くない時期、「
アトミックサイト」とは別に、「
退廃芸術フールジャパン展」的なものが必要になってくるのかもしれない。あるいは、
移動するキャバレー・ヴォルテール的なもの。いや、あれかこれかではなく、どっちもである。いずれにせよ、
目よりも耳に訴えるものが先鋒となるはずので、まずは耳を鍛えることからはじめなければならない。
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「音楽家が音楽の魅力を武器に政治に乗り出すなんて考えただけで鳥肌がたつ。青年よ、耳を鍛えよ。音楽になんか煽られるな。繰り返す。無力であることのラディカルさを聴き取ること。本当の変革があるとすれば、音による洗脳ではなく、聴くことそのものの変革の中にしか次はない。」(大友良英「リスニング・ポイントの爆心地~耳を鍛えよ」より)
[検索語] クールジャパン、退廃芸術展、国策文学、国策芸術、キャバレーヴォルテール、