
「ところで、もし「衆参のねじれもなくなり、自民党が両院で与党になった。これでどんどん原発再稼働がすすんでしまう」と思っている人がいたら、ちょっと思い出してみてほしいのです。去年の福井県の大飯原発3号機、4号機の再稼働の「決定」について憶えているでしょうか?あのとき、再稼働の決定を最終的に出したのはいったい誰だったのでしょう?誰のゴーサインが最後の決め手だったのでしょうか。内閣でしょうか?経産省でしょうか?関西電力でしょうか?福井県でしょうか?敦賀市でしょうか?これがほんとうにわかりにくいのです。(中略 ※全文は
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歴史的で感動的な政治的決定などなくても、この「事実上の脱原発状態」を、いかにずるずるとなんとなくつづけていけるのか、事実上の「なくても足りてしまっている」期間をのばしていけるのか、はじつは個別の立地自治体の態度にかかっているのではないかと思います。だから、原発再稼働は国政では決まらないのです。
(中略 ※全文は
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原発事故が起きていまだ収束せず2年と4か月、昨夏の首相官邸前など、再稼働への抗議行動の盛り上がりから1年。もしかして脱原発をめざす動きのなかじたいにも、またしても「都会/いなか」の対立ができてしまうんじゃないだろうか……(杞憂だったらいいと思いますが)。なるべく多くの人たちで問題意識をシェアしていくにはどうしたらいいんだろう、と考えた参院選の期間でした。」(
もんじゅ君のブログ「参院選終了、しかし原発再稼働は国政では決まらない」2013年7月23日より抜粋)