
東京電力「福島第一原発の汚染水保管タンク近くで見つかった汚染水漏れ」
▼「福島原発の汚染水漏れ「レベル3」規制委が再評価案IAEAに照会へ」
「東京電力福島第1原子力発電所の貯蔵タンクから300トンの汚染水が漏れた問題で、原子力規制委員会は21日、「レベル1(逸脱)」と暫定評価していた国際原子力事象評価尺度(INES)について、「レベル3(重大な異常事象)」に相当するとの再評価案を公表した。ただ、事故後2年以上たって起きたトラブルを通常の原発事故と同じように扱えるか不明なため、国際原子力機関(IAEA)に照会することにした。当面は「レベル1」の暫定評価のままとなる。規制委は今回、漏れた放射性物質の量を、モリブデン換算で数千テラ(1テラは1兆)ベクレル程度と推定。事故の潜在的影響なども考慮すると、8段階のうち上から5番目にあたるレベル3に相当すると評価し直した。」(日経新聞2013年8月21日)